「 こどもの本 」

11ぴきのねこと あほうどり 

16kids.jpgこれまで馬場のぼるさんの絵本をご紹介していませんでしたね。そこで今回は「11ぴきのねことあほうどり」を。 
いつも楽しい11ぴきのねこたちがコロッケ店を開店。最初はどんどんコロッケをつくりますが、だんだんと売れ残り、ねこたちは残ったコロッケを食べてばかり。「あ~あ、とりのまるやきが食べたい!」そこへ一羽のあほうどりが。ねこたちの目がピカピカと光ります。
あほうどりの兄弟が11羽いると聞いてねこたちは、あほうどりの島にでかけます。あほうどりの兄弟が、1羽2羽3羽...。しめしめと思ったとたん「11羽~!」とてもでかいあほうどり。ねこたちはあほうどりのためにコロッケづくり。

馬場のぼるさんは6年前に亡くなりましたが、「11ぴきのねこシリーズ」は、今でも100刷を超える本が続出する人気シリーズです。かつて幼い頃の我が家の娘達もお気に入りでした。
「あほうどり」のお話は読みすすみながら次第に盛り上がって、子どもたちは「11羽~!」で、大人と一緒に声を上げて叫びます。(保育士さんらにお聞きすると保育園などでも同様だそうです。)馬場さんのほのぼのとした明るい画風を楽しみながら、子どもに絵本を読んであげる幸せを感じる瞬間でしょう。
ぜひ子どもさんたちとご一緒に読んでみて下さいね。

馬場のぼるさんは、実は子どもの頃の私も大好きな「漫画家」でした。もう40数年以上も前でしょうか、馬場のぼるさんの「コロッケらいおん」という作品や「たらふくまんま」という作品(これは少し後だったか?)を楽しく読んだことを記憶しています。
「東京タワー」ではありませんが、当時はまだ戦後の貧しさを引きずった時代で、「コロッケらいおん」のコロッケが何とおいしそうだったこと。
「あほうどり」をはじめ馬場のぼるさんの現代の作品にも頻繁にコロッケが登場するのは、コロッケなど当時の食べ物にたいする馬場のぼるさんの強い思い入れがあったのではないかと思っています。 
馬場のぼるさんの絵本では、我が家では他にしりとり遊びを絵本化した「ぶた たぬき きつね ねこ」シリーズ、動物を食べずにジャガイモを食べるよう努力する「おおかみがんばれ」などが人気でした。
本書はこぐま社刊

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