「2006年5月」アーカイブ

日本の医療問題点を明快に指摘

地方自治体議員フォーラム2日目は、まず分科会。わたしは埼玉県済生会栗橋病院副院長の本田宏先生を講師にした医療問題の分科会に参加しました。

先生の問題点の指摘は明快でした。「日本の医療は極めて安く抑えられている。日本の国力に応じたもっと質の高い医療ができるはずだ。医師ももっと必要だ。国民は、医療にかかる自己負担が大きいため、医療費が高いと信じこまされてる。アメリカをのぞく先進国では日本よりはるかに質の高い医療が提供されているのに自己負担は少ない。それだけ政府が医療にお金をかけていないだけだ。ともに生きる価値観を共有できる医療制度をつくろうではないか。」まことにそのとおりだと思いました。
本田先生は「この点を民主党が訴えていけば必ず政権が取れます!何としてもがんばってください。」と力強いエールを送って下さいました。

分科会終了後はフォーラムの総会。そこでは毎年のように意見が出される「党はもっと地方を大事にしろ。地方にも代表選挙の選挙権を保障すべし。地方議員をふやすために物心両面での支援体制を整えよ」などの意見が、今年もまた繰り返し出されました。

地道な地方での民主党の活動を軽視し「国会議員党」と揶揄される民主党の現状を続けるならば、確かに民主党の未来はないでしょう。
しかし私は今回の総会を通じて、民主党中央もようやくにして地方政治を大事にしようという機運が盛り上がってきつつあると感じました。

今後、選挙をはじめ地方自治体での活動を通じて、さらに民主党への地方からの提言も行いながら真の政権政党・民主党が確立されていくよう私もがんばりたいと思っています。

負け組ゼロ訴え勝利した経験をくみ取れ

今日から民主党地方自治体議員フォーラムの全国研修会が、東京都の赤坂プリンスホテルで開かれました。本当は昨年9月に三重県で開かれる予定であったものが、突然の解散で開催されなかったのでした。
メール問題などで大揺れに揺れた後、統一自治体選挙を前にやっと開催されたという訳です。

1日目の研修では、鳩山由起夫幹事長の挨拶に始まり、菅直人代表代行の「これからの民党」について講演のほか、枝野幸男衆議院議員による「憲法提言」についての講演、北海道大学教授による検証「小泉改革の光と影」という講演などが行われました。

この中では山口二郎教授が「一時期、民主党も勝ち組政治に与したかと感じたことがなかった訳ではないが、ここへきてようやく 負け組ゼロを訴えてエリート官僚に競り勝った。この成功の経験をくみ取るべきだ」として、ひたすらリスクの個人化をはかってきた小泉改革を分析。「国民はもはや小さな政治を望んではいない。公共セクターに対する信頼を回復させ、リスクの社会化をはかる具体的な政策で対決すべきだ」と民主党のとるべき方向を提言されたのが注目されました。

山口先生は、かつて私たちが旧民主党を立ち上げた時に、北九州にもおいでいただいき講演していただいた方です。なつかしく、夕方の交流会でお声をかけましたら「また呼んでください。行きますよ」とおっしゃってくださいました。
ぜひまた北九州でも講演していただきたいものです。

スターフライヤー号で再度上京です

明日からの民主党地方議員フォーラム全国研修会に参加するため、今日から上京します。昨日までの民主党政令指定都市政策協議会の記事アップができておりませんが、帰り次第、併せてご報告としたいと思っています。ご了承下さい。

2回目のスターフライヤーでの東京往復となります。少しは違った点などがあるのでしょうか。今回はインターネットで予約しました。

民主党小沢一郎代表が来北

民主党政令市政策協議会の総会に民主党小沢一郎代表が駆けつけて挨拶をされました。代表としては初の来北です。
来北には警察などもピリピリしている様子で、さすがに「大物なんだ」という感じでした。地元マスコミなどは、市長選挙などにからんで特別な言動があるのではないかと興味津々の様子でしたが、こちらの方は思惑がはずれたようです。あくまで「政令市政策協議会の皆さんにご挨拶」ということですので、特別なことはありませんでした。

朝の会場では来年の自治体選挙向けに小沢代表とツーショット撮影も。私たち北九州は改選ではありませんが、せっかくの機会なのでちゃっかり撮影してしまいました。

エコタウン視察をご案内

今日から民主党政令指定都市議員の全国政策協議会総会が北九州市で開かれています。昨年、横浜で結成されて2日目の総会です。新北九州空港の開港や本市が来年の統一自治体選挙からははずれていることもあって、今回は是非北九州市でと当地開催になりました。

今年から堺市が政令市の仲間入りで15政令市となりましたが、全国から80名近い民主党の議員さんが参加されました。

午後からの総会に先立ち、新北九州空港とエコタウンの2つの視察が計画されました。せっかくですので地元議員として私もエコタウンの視察に同行させていただきました。
バスの中で、歓迎と北九州市の紹介、公害の克服の経過などお話させていただきながら若松区のエコタウンセンターへ向かいました。また市環境局からも若手のYさんが説明要員として付き添ってくれ、エコタウン事業の概要などを解説してくれました。
参加市議会は、札幌市・さいたま市・静岡市さんでした。

エコタウンセンターでは、事業の内容の説明を受けたあと、実際に廃木材と廃プラスチックを混ぜ合わせて、強度のある新たな木材をつくっているエコウッドを見学しました。
廃木材と廃プラスチックをリサイクルしてつる新木材は、耐久性があり屋外のウッドデッキなど幅広い用途に使用可能です。価格も木材と同じ程度。利用の拡大で将来はもっと安くできるそうです。説明をしてくださった社長さんは「うちは将来大化けするかもしれませんよ」と意気軒昂でした。大いに期待したいものです。

午後から開かれた政策協議会の総会では「民主党の政令市の仲間が同じ大都市の課題を解決するために、緊密に連携して具体的取り組みを開始しよう」という点で意見が一致しました。
夜は交流会。同じ政令市議員同士さまざまな話題に花が咲きました。

生活困窮の適切な把握できるはずー常任委員会

今日は市議会で厚生消防常任委員会が開かれました。委員会にかかる陳情請願が大変多いため、毎回審査項目も増えてしまいます。今日も陳情4件。医療改革や生活保護、障害者施設や自立支援法問題などいずれも大変大きな課題です。
いずれの件も陳情者からの口頭陳情がありましたし、今日はテレビカメラも入っていました。関係する議員もそれぞれ発言し、自然に時間も長くなります。結局、午前中だけでは審議が終わらず、昼休みを挟んで午後も引き続き審議となりました。

ところが午後2時からは民生委員の審査推薦委員会が予定されており、私たち議員からの先任者2人が欠席すると他の委員さんが一人の欠席で会が不成立となる可能性がありました。ご迷惑をおかけしないためには、できるだけ2時までには審議を終わってほしいなと思いつつ、私の発言はやむなく省略することにしました。(実際、審議は時間ぎりぎりで、幸い2時過ぎには民生委員審査会の会場に入ることができましたが、私が発言を始めていたら大幅に時間超過をしてしまう状況でした。やれやれ。)

さて、生活保護行政では、市の窓口でできるだけ保護申請をさせないように意図的な対応がなされているのではないかと、相談員の人権を無視したようなひどい言動と併せて指摘されてきました。市は「丁寧に相談にのり、申請の意志ある人には申請をしてもらっている」としているのですが「現場では違う」といつも議論がすれ違います。
今日話題になった保護申請から回答まで14日以内と法律で規定されている点についても、14日以内に結論を出している件数の割合が仙台市などに比べても低いとの指摘に対して、市当局は「金融機関の結論が(仙台市では)早いからだ」などと答弁。「福岡市と比べても低いのは何故か」とたたみかけられるなどかなり言い訳がましい答弁に終始しました。

生活保護は、様々な事情で最低限の生活もできなくなった人の最期のよりどころであり、大変大事な事業です。一方、かつて行政側が適切な判断を怠ったことによる受給で「働けるのに保護を受けながら遊んでいる人がいる」と批判を受ける事例があったことも否定できません。市民の大切な税金です。不正受給は決してあってはなりません。
私は、市が保護申請について必要性を厳しく審査し適切に対応しようとするのを否定しませんが、申請者が本当に困窮しているのかどうかはちゃんと審査すれば解るはずですね。そのために保護法では生活実態を審査できる広い権限が行政側に与えられているのです。見抜けないとしたら、それこそ行政側の怠慢なのではないか。
もし窓口で適切な対応が行われていないとしたら、それはやはりまず正すべきだと私は思います。その上で、申請者の生活の困窮状況を見極め、他の制度活用なども含めて適切な助言指導ができる行政側の資質を高める努力が必要なのではないでしょうか。
市当局者は真実の徒となって、真に生活が困窮している人々に適切な援助をできる保護行政を進めてほしいものです。

その他、知的障害者の入所施設・小池学園成人部の移転建て替え問題も審査されました。この問題では、建て替えの必要性は市も関係者も完全に一致しているのに移転予定地の地元合意ができず最初の案が頓挫。第二案も進まないまま時間が経過するという事態となっています。老朽化が進み、現地建て替えも視野に入れよという陳情者のご意見でした。是非早急に結論を出して建て替えを進めてほしいものです。

私が解らないのは「地元の合意」という点。知的障害者施設が「迷惑施設だ」なんんていう時代はとっくに終わっている。事情が不明なので軽々には申しあげられませんんが、これに不安だから移転反対という地元関係者がもしあるのだったら、正しく説得するべきではないかなあ。保育園の統合移転などでは少々の不満があっても時間をきって着工しているのに、なぜこの問題ではこんなに進まないのか、解りません。今後の推移を見守ると同時に、これらの点についても検証してみたいと思っています。

外郭団体の抜本見直しへ第三者委員会

私が所属している市議会の「出資法人及び地方分権等対策特別委員会」が開かれました。
モノレールや福祉事業団など市が出資するなどして運営している外郭団体は現在32団体。
運営の不透明さやずさんな経営によって税金のむだ遣いだと批判を浴びてきたいわゆる第三セクターの経営監理は、北九州市議会でも多くの論議の対象となってきました。
平成14年には適正で健全な経営体制を検討する第三者委員会として「市外郭団体経営監理委員会」が設置され15年3月に報告が行われました。

今日の議題は、報告後3年がたったことから同委員会が改めて各団体からヒヤリングし現状と課題の検証を行った内容の報告についてでした。
報告では、累積赤字の団体が2団体減少、市からの役員や職員の派遣数や運営補助も減少して外郭団体の経営は着実に改善されているとのことでした。

しかし一方、国の公益法人改革や指定管理者制度の導入進展などもあり、すべての外郭団体に関して存在意義や業務などを検証すべきだとし、市も18年度に「抜本的な見直しを行う予定」だと報告されました。

私の質問に当局は、6月にも第三者委員会を立ち上げたいこと、人選は未確定、年度末までには一定の提言をもらい、その後市議会などにはかりたいことなどを明らかにしました。
私は、有識者による第三者委員会での市の外郭団体のあり方検討を否定するものではありません。しかし外郭団体と言っても利益を上げ経営の効率化を求められるモノレールのような事業もあれば、福祉や芸術文化活動分野など、たとえ赤字でも市民合意を得ながら進めるべき事業など様々です。それら事業の存在意義など重要な判断について密室で都合のよい議論がなされてもたまりません。
詳細はこれから検証したいと思いますが、私はあえて発言し、委員会の構成や会議の内容の公開などを含めて慎重な検討を要請しておきました。同様の意見は他の議員さんんたちからも出されていました。

午後4時からは会派の勉強会である「円卓会議」。第12回目となりました。テーマは「子育て支援」。先日の松本市行政視察での「つどいの広場」事業(4月25日の本欄をご覧下さい。)についてもたずねてみましたが、北九州市ではやはり取組んでいないようです。
AIMの子育て支援プラザは好評で結構なことですが、各議員からは「地域での相談・交流・遊び」の事業を求める声も大きく、これら事業活用の可能性を検討したいものだと思いました。

健康状態は非常に良好-ひとまず良かった!

先日から受けていた人間ドックの結果が出て、その説明をいただけるということでかかりつけの先生のクリニックへ出かけました。
まず胃カメラ・大腸ファイバーの動画を見せていただきながら説明をいただきました。「非常にきれいですよ。問題ありません。」
その他の体力測定でも血液検査でも「問題はありません」とのことで、ひとまずホッとしました。

総評として「健康状態は非常に良好です。軽度の脂肪肝の所見が見られますが問題はありません。肥満度も改善されており、この状態を維持してください。」とのことでした。
昨年からこのドックに備えて?減量を敢行。前回のドックの時に比べると7キロほどの減量に成功していました。じつは前回、中性脂肪や尿酸値など不健康の度合いを示す数値が乱れてかけていたのがどれほど修正されているか、気になっていましたが、さすがにそれらはどれも適正値の範囲に収まっていました。減量の効果ありでした。

久しぶりにお会いした方からは時折「世良さん痩せた?」と聞かれることがあり「病気でもしたかな」とご心配いただきます。確かに7キロ以上痩せると目立ちますね。それでも私の体重は、標準体重よりまだ少し重いのです。それに昔はもっと痩せていたんだってば!
クリニックの先生からは「問題はありませんね。世良さん、市民の皆さんのためにまだまだ頑張れますよ!」「はい、がんばりま~す。」

乳幼児医療費の助成拡大などを検討委員会で審議へ

今日は市議会の厚生消防常任委員会が開かれました。乳幼児医療費の助成拡大や中国残留孤児帰国者の支援拡大など3件の陳情審査でした。

このうち乳幼児医療費の助成拡大については、福岡県の助成拡大や国の医療制度改革の方向などを見据えて「拡大する方向」で検討を進める方針であることを保健福祉局は明らかにしました。
乳幼児医療費の助成拡大と重度障害者医療、高齢者医療の見直し問題を併せて審議する学識経験者を含めた「福祉医療見直し検討委員会」を設置して検討する方向です。委員の顔ぶれなども近く正式に決定する模様で、その動向に注目したいと思います。

また中国残留孤児問題は、基本的には国の責任で対応すべき性質の問題だと考えていますが、日本語教育の充実や通訳の派遣、帰国者同士の交流などが、国によってすでに一定の制度化が図られているにも関わらず、改めて陳情がなされる点を見ると、これらが十分に機能していないのではないかという気がします。
国が制度を作っても、機能していないのではアリバイでしかなくなります。国会でも十分に検証し、戦争により犠牲を強いられた人々の救済を国が責任を持って進められるよう取り組みをしてほしいものです。
なお北九州市としては①帰国者への記念品料(2万円から3万円1回のみ)②語学講習会の実施③市営住宅への入居斡旋などの独自支援を行っていることが示されました。

岩田順介さんを悼む

民主党の衆院議員を3期つとめた岩田順介さんが急性骨髄性白血病のため5日に亡くなり、今日、飯塚市で告別式が行われました。
会場には、千人を超える人々が駆けつけて「豪放磊落」だった岩田さんの死を惜しみました。
式では菅直人民主党代表代行や松本龍民主党県連代表などが弔辞を述べましたが、中でも松本代議士は「10年前のあの頃が一番きつかったですねえ。何でも相談してきたあなたがいなくなるなんて」と民主党を立ち上げた10年前を振り返りながら涙ながらにその死を悼みました。

あの10年前、自治労出身者で旧社会党代議士として旧民主党を立ち上げることを決意し行動することは、当時大変勇気のいることでした。彼の決断があったからこそ、日本における政権交代が可能な勢力を結集しようという民主党が立ち上げられたといって決して言いすぎではありません。
衆議院選挙後の国会での動きに呼応して福岡でも民主党の組織をつくろうということになり、最初の大都市の選挙として北九州市議会議員選挙を私たちが闘う事になります。翌年1月私たち3人が初めて民主党公認の市議候補として全員当選し大きな話題を呼び、民主党組織はその後確立されていくことになりました。

その間、岩田順介さんは私たちの相談役として何くれとなく面倒を見てくれたのでした。
「おい世良君、元気か?」など気さくに声をかけてくれて「うんうん」と頷きながら話を聞いてくれた岩田さんの姿を思い出します。

告別式の会場の外で警備に当たっていた制服のおじさんんたちがお話されていました。「今日はとても人が多いなあ。やっっぱり岩田さんの人柄やろうねえ。会って話してるとといつのまにか、丸め込まれてる感じやったもんねえ。」
私は吹き出してしまいましたが、いろいろな人に親しまれる岩田さんの姿を見た思いがしました。

きっと国会対策委員長だった時もそのようにして自然に周りを丸め込んでしまったのでしょう。岩田さんが、党派を超えて親しまれた国会議員であったのもむべなるかなです。
笑顔の岩田順介さんのお顔を思い出しながら、ご冥福をお祈りし会場を後にしました。

足立の森の緑の中で

毎年ゴールデンウイークのどこか天気の良い日を選んで、すぐ近くの足立山ふもとの森に出かけてみます。我が家の犬たちもつれて、散歩です。
かつて有田の陶器市のでかけて渋滞に巻き込まれ、途中から引き返した経験から、ゴールデンウイークに遠出することはついぞありません。(片付けやデスクワークなど、結構忙しいのもその理由なのですが…)

今日もちょっと出かけてみました。風は強くなく、新緑が足立山に映えて気持ちの良い時間を過ごしました。
老犬たる1匹は木の根本をうろうろと歩き回り、青年期の元気盛りの1匹はリードを引っ張りながら走り回っていました。共に楽しそうな笑顔(?)でした。
ただ松の林では風が吹くと胞子が霧のように舞っていました。アレルギーなどのある方には厳しかったのかもしれません。
ちょっとした時間でしたがリフレッシュできた気がしました。
以上、我が家のゴールデンウイークの恒例行事ご紹介でした。

憲法記念日に民主党「憲法提言」を読む

憲法施行から59年目の憲法記念日です。各地で護憲派改憲派それぞれの集会などが今年も開かれたようです。
そこで昨年10月にまとめられた民主党の「憲法提言」を読んでみました。昨年、民主党の前原誠司前代表が「中国は現実的脅威だ」と述べて批判を受けたとき、私は「誤解をされない発言をして欲しい」とこの欄で述べました。(昨年12月13日のブログをご参照下さい)
その際「個人的に言わせていただければ、前原さんの安保防衛問題(憲法問題も)については、自衛隊を含む軍の暴走を防ぐための手だて(シビリアンコントロール)についての言及が少なすぎる。まずは戦争をさせない、海外でのPKF発動時でも軍事的展開を厳しく抑制することについて、国民に分かりやすい仕組みを提案する必要があると感じています。
われわれが戦争抑止勢力であることが明確に意識されてこそ、軍事力たる自衛隊の認知や海外での軍事的行動の容認についての議論が正しくなされるのではないか」とも書きました。

じつは民主党の「憲法提言」はこの点を正しくまとめています。「国民主権」「環境権など新しい権利」「環境国家と平和創造国家」「分権国家」「共同体的価値意識の形成」などを国家目標とし、特に安全保障に関しては「制約された自衛権」「国連の集団安全保障の位置づけ」「シビリアンコントロール」などの考え方を明確にし、武力の行使についても最大限抑制的であることとしている点は、おおかたの国民の合意を得ることができる可能性を持っていると思われます。私は良くできていると思っています。 今後大いに国民的な論議をしていって欲しいものです。

ちなみに前原発言はこの憲法提言をふまえた発言には思えなかった点において、党内からの不信も呼び起こしてしまった。メール問題と併せて政治的未熟さが露呈してしまったのだと言えるでしょう。返す返すも残念なことでした。能力のある方だとお見受けしていますので、是非今後、勉強と経験を重ねて信頼できる政治家として育っていただきたいものです。
民主党の「憲法提言」はホームページからダウンロードして読むことができます。

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