「 せらちゃんノート 国の政治は 」

情けなさの隙間に

国会の論戦が本格化して、年金や消費税、防衛大臣の答弁や沖縄防衛施設局長の「講話」問題、会議録の未作成問題などなど様々なテーマで議論が交わされています。それはそれで結構なのですが、論議の中身にどうにも違和感があるのは私だけでしょうか。

年金問題では、全額税財源の最低保障年金と公的年金一元化を柱とする民主党の年金改革案を野党が責め立てる構図ですが、現状の年金制度がそのままで良いはずはなく、特に国民年金は若者の保険料未納による将来の無年金問題や、低所得高齢者問題など大きな課題を抱えています。

誰もが加入できる一元的年金制度をめざすことは、与野党を超えて議論すべき国民的課題なのではないか、政局オンリーではなくて真摯に向き合って議論するべきなのではないでしょうか。

消費税だってそう。今、一円たりとも絶対上げるなという人は少ない。だが、5%上げれば社会保障も含めて全てがうまくいくはずもないのは明らかですね。財源問題は、国家公務員が給与を下げただけで解決する問題でもない。では、その後のめざすべき社会保障の姿や財源対策、成長による税収確保策など、国会議員たるもの、もっとしっかりと課題に向き合って議論すべきではないか。

国家の命運を決める重要会議の会議録の未作成などは、お粗末と言うほかありませんが、自らの政権党時代の議事録未作成を棚に上げて、自民党が「民主党の隠蔽体質だ」と批判するに到ってはあきれてしまいます。お粗末な防衛大臣答弁とお粗末な防衛施設局長、ここぞとばかりにあげつらう野党も。

見ていて情けなさばかり感じるその隙間に「テレビ権力」を笠に着た「ニューヒーロー」が「敵」をぶった切って「喝采」を浴びる図も、どこか既視感が漂います。

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