「2012年8月」アーカイブ

市税収入が4年ぶり増収-平成23年度決算

来月5日から約一カ月間開かれる北九州市議会9月定例会の議案が発表されました。平成23年度の決算議案28件、24年度の補正予算案のほか、条例議案など46件です。

このうち23年度決算では、企業収益の改善や新規設備投資の増などにより4年ぶりに市税収入が増収となったほか、病院事業の経営改善により約10億円の黒字に転換、4年ぶりに不良債務が解消することになりました。

補正予算案では、再開するコムシティの店舗部分などで非常用設備等の改修費や、新球技場建設候補地の現況調査・事業計画の策定費など計35億円が挙げられています。

また条例議案では、グリーンアジア国際総合特区に関係するインセンティブとして、新たな設備投資などを促進するため固定資産税を3年間免除する市税条例の改正案などが示されました。

これら議案は9月5日に北橋市長から提案された後、11日から始まる本会議をはじめ決算特別委員会・常任委員会などで審議されることになります。

 

☆久女・多佳子の会総会開く

北九州ゆかりの俳人杉田久女・橋本多佳子を顕彰する「久女・多佳子の会」(柿本和夫会長)の総会が開かれました。

総会では、23年度の活動・決算報告のほか、24年度の事業計画が提案され、例年の櫓山荘子ども俳句大会への支援や久女忌(平成25年1月21日)の取り組みのほか、NHK学園北九州俳句大会(9月26日北九州国際会議場で開催)の後援団体としても活動することや、「久女を語るホームページ」も具体化することなどが確認されました。

今年の総会は新たに市立文学館の館長に就任された今川英子先生を囲んでの懇談会にもなったことで、俳句界ばかりではなく市内外の文学状況などについても話題となり、大いに盛り上がりました。

北九州市議会9月定例会が開会予定

平成22年度決算などを審議する北九州市議会9月定例会が、9月5日から10月4日までの会期で行われる予定です。(正式決定は後日の議会運営委員会によります。)

北橋市政二期目の最初の年度の決算審査のほか、直接請求に基づく議員定数削減の条例案も会期中に提案され議論することになると思われます。これらについても冷静にしっかりと議論していきたいと思っています。

また、石巻市の震災がれき受け入れの準備が当初より手続きなどが遅れているため、実際の震災がれきの処理は議会開会中にも開始されることになりそうです。

市議会での論議の模様をぜひ多くの市民に知っていただければ幸いです。傍聴などご希望の方々は、お気軽に市議会の私たちの会派・ハートフル北九州(582-2608)までご連絡くださいませ。

北九州「海の幸・山の幸」を愛する会スタート!

北九州地域の農水産物の良さを大いにアピールしながら、震災がれき受け入れに伴う風評被害も防止しようという「北九州『海の幸』『山の幸』を愛する会」が発足し、小倉北区内のホテルで「大食会」が開かれ参加しました。

会場は超満員。お聞きすると1400名を超える人が参加されたそうです。北橋市長をはじめ、議会からも議長をはじめ私たち会派代表も発起人に名を連ねた同会の会員もすでに14万人に達したと報告されました。

もとより風評被害など起きてはならず、根拠のない風評には断固たる態度で臨む必要があると思っていますが、北九州のおいしい農水産物を愛し消費しようという取り組みは、地産地消の推進の観点からも大いに意義ある取り組みだと思います。

ただ残念ながら、会場の余りの人の多さに肝心の海の幸・山の幸を私はほとんど口にすることができませんでした。機会を改めてじっくり味わうことにしましょう。(写真は会場のもよう。)

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抱樸館建設反対陳情は不採択-保健病院常任委員会

市議会保健病院常任委員会が開催され、「350万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書の提出について」「認定NPO法人 北九州ホームレス支援機構による抱樸館北九州の建設について」「生活保護の自立更生に充てられる経費の取り扱いの改善について」以上3つの陳情について審議がなされました。

このうち、肝炎患者の救済に関する陳情については、継続審査とした3項目を除いて採択することとしたほか、抱樸館の建設に関する陳情も採決されましたが、賛成者はなく全会一致で不採択となりました

抱樸館は、これまでも北九州市と協力してホームレス自立支援活動を実施し成果を上げてきたNPOホームレス支援機構(奥田智志理事長)が設置を計画している施設で、路上生活者を含めた孤立・困窮者を対象にシェルターや就労・住宅・介護支援などの機能をもつとされています。

今回計画中のものと同様の支援施設はすでに福岡市でも開設されていますし、脳科学者の茂木健一郎さんや北九州市社会福祉協議会会長なども、趣旨に賛同して建設を支援してきました。

同NPOは、建築基準法など法的課題をクリアーして、建設へ進みたいとしてきましたが、説明会の設定nなど地域住民との当初の意思疎通に不十分な点があったためか、建設差し止めを求める陳情が市議会に出され審議されることになったものです。

市議会では、7月の委員会でこの問題を審議、様々な意見を交わしましたが、その際、私からは「小倉北区でもかつてホームレス自立支援センターが開設される時、4千人を超える反対署名が出されたが、その後、路上生活者は激減しセンターの運営も特に問題はなかったため、今では地域自治会自身が同センターの応援団を自認してくれるまでになった。地域住民に誤解がある気もしており、今後も双方が誠意を持って率直に話をしてほしい」と申し上げていました。

この間、住民説明会は11回の開催となり意見交換も進んできたこと、NPO側も当初の不信を招いた態度について謝罪、建物のあり方についてもさらに誠意を持って対応するとしたうえで、困窮孤立者を支援する施設の開設は、ぜひ現地で実現させてほしいとしていることから、私たちも施設や事業の意義を認め、一定の区切りが必要だとの判断にたち、同陳情については不採択とする態度としたものです。

委員会では、退席者はあったものの出席した委員は党派を超えて全員が同様の考えだったと見受けられ、陳情は全会一致で不採択となりました。

陳情が不採択となりましたので、抱樸館建設は新たな段階に入るものと思いますが、今後も住民とNPOとは率直な意見交換を行って、お互いに誤解があるとすればぜひそれを解いていただき、より良い支援施設になってほしいものだと願っています。

ギラヴァンツ北九州が快勝!福岡ダービー制す

ギラヴァンツ北九州はアビスパ福岡と対戦。4対2で、はじめてアビスパ福岡に勝利しました。

福岡県内のチーム同士が対戦する「福岡ダービー」とあって、多くのアビスパサポーターも来北することから、ギラヴァンツを応援する北九州側からもこの際、大いに盛り上げようと、応援参加を呼びかけて観戦しました。

その甲斐もあって、この日の入場者は今季最高の7600人余り。試合も前半で見事な2得点、1点を返されるも後半で追加点。さらに1点を返された後、常盤選手の見事なロングシュートが決まり、アビスパを突き放す展開となりました。ゴーキーパー佐藤選手の(4回以上の?)ナイスセーブ連発もあり、スリリングで心地よい勝利となりました。

まだまだ後半は長い。この調子で、昨年同様上位をめざして突進してほしいものですね。がんばれギラヴァンツ!

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ライブシアター「白象くんがやってきた」

江戸時代に将軍徳川吉宗への献上品として、ベトナムから日本へ象がやってきました。長崎に上陸した象は長崎街道を歩き、木屋瀬・黒崎宿を経て小倉城下と門司を通って江戸に向かいました。子どもたちにも郷土の歴史に関心を持ってもらえればと八幡西区の母親たちが、この史実を題材に舞台を構成。実行委員会(木戸聖子委員長)を結成して2006年から上演活動をつづけてこられました。

今年は長崎街道開通400年。先月開館したばかりの「くろさき文化交流施設(ひびしんホール)」のこけら落としの一環として、記念すべき第7回目の「白象くんがやってきた」上演となりました。

上演では、歩いて江戸へ向かう白象の姿を見た人々に熱狂的に迎えられ、天皇や将軍への拝謁の後、身勝手な人間によって放置され衰弱死するまでを描きます。

地元黒崎のよさこい踊りやチンドン屋さん、南京玉すだれ演者なども登場して、にぎやかに舞台が進められました。

最後の悲しい場面では、「かわいそう!」との子どもたちの泣き声も聞こえましたが、カーテンコールでは、その着ぐるみ象さんが軽快なダンスを披露して子どもたちを喜ばせました。

演じたのはすべてプロではない地元の方々。ここまで持ってくるのは大変なご苦労があったことだろうと思いますが、ホールを満員にした観客はみなさんの熱演に惜しみない拍手を送っていました。

幕間には北橋健治市長も登場。「ホールもできるので地元黒崎でぜひ上演してはと申し上げたことが実現しました。大変感激しています。これからも大いにがんばって下さい。」と激励していました。

 (写真は黒崎ひびしんホール。お隣には八幡西図書館もオープンしました。上演のようすは、撮影できませんので、20日付けの朝日新聞記事を掲載させていただきました。)

hibisinn1.jpg 白象君がやってきた公演記事(8月20日).pdf

福岡ダービー・ギラヴァンツ北九州応援へ

きたる8月19日(日)ギラヴァンツ北九州が、ホーム本城競技場にアビスパ福岡を迎えてのゲーム。負けられない福岡ダービー観戦にお出かけください。午後6時キックオフ!私もでかけたいと思います。皆様会場でお会いしましょう。がんばれギラヴァンツ!

暴力団をなくす取り組みを強化!市民決起大会

午後3時からは「第3回北九州市民暴力追放総決起大会」が小倉北区のメディアドームで開かれ参加しました。いまから7年前、暴力追放運動の先頭にたっていたオーナーが経営するクラブに、暴力団組員が手榴弾をもって攻撃を仕掛けるという事件が発生しました。この日を境に、北九州市での暴力追放運動は強化され、2010年からは、毎年事件のあった日の前後で市民総決起集会を開催しています。

大会では主催者を代表して北橋市長があいさつした後、菱川福岡県警本部長が挨拶。先日、県警の暴力団担当が捜査情報等を暴力団側に伝えて賄賂をもらい逮捕されるという不祥事が発覚した後だけに「問題を起こしたのはごく一部であり、多くの警察官は懸命に暴力団と対峙して頑張っている。市民にかかわる情報が漏れたことはないと確信しており、今後も県警を信頼していただきたい」などと呼びかけました。

また記念講演に立った疋田淳弁護士は「暴力団はなくならないという人がいるが間違いだ。社会的包囲網を強化して必ずなくすことができる。勇気は要らないが、強い意志を持って暴力団をなくすためにがんばりましょう」など話をされました。

同弁護士は、日弁連 民事介入暴力対策委員会の前委員長で暴力団対策の専門家。壊滅対策に熱心なのは良く理解できましたが、お話の中で、政党名を上げて改正暴力団対策法に反対した社民党を「対案なしの反対は無責任だ」などと批判したほか、民主党に対しても「取り調べの可視化を進める法案を準備している国会議員がいる。末端組員からの情報が取れなくなる結果となり、重大な間違だ。」などと批判しました。

捜査手法上の工夫の余地はあると思いますが、取り調べの可視化は、これまで強引な捜査によってひき起こされてきた数々のえん罪事件の反省に立って、重大な人権侵害を防止する対策として、真剣な議論の上に検討されてきたものであり、氏の所属する日弁連自身が推進しようと取り組んでいるものです。

暴力団情報を得ようとする警察の便宜のみに着目するあまり、法曹界や立法府で真剣に検討してきた取り組みを、特定政党を名指し批判して否定したことは、明らかに行き過ぎであり、反省してもらいたいと思います。

暴力団壊滅は市民全体の願いであり、今後とも機運を盛り上げながらしっかり取り組んでいきたいものです。

(写真は、大会のもよう)

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「ぐるぐる猿と歌う鳥」 加納朋子 

社宅はミステリー!かつて北九州市内、特に八幡製鉄所のあった地区には、ずらりと関係企業の社宅がならんでいました。 

物語は、わが北九州市八幡のとある大きな社宅群が舞台。東京から会社の転勤でやってきた小学五年生のシンは、そこで不思議な野生児パックや、まるで女の子のようなか弱いココちゃん、北九州弁まるだしの美少女あや、ジャガイモ3兄弟などに出会って意気投合。高いところに登ると見えるという社宅の不思議な屋根絵を探したり、卑怯な告げ口で飛ばされる同級生・勝の父親の敵討ちとして、空き家を利用して「お偉いさん」を脅かしたり、学校や社宅でパックらと一緒に大活躍。

パックはなぜか空いた社宅を根城に暮らす自由児であり、ココちゃんは、じつはDVから逃れていたシンの幼なじみのあの「女の子」だった。 

北九州市の「社宅」を舞台に、不思議な少年を囲む子どもたちの集団と別れ、ココちゃんにまつわる「懐かしい思い出」の謎解きなど、シンを主人公に、テンポ良く描きます。

 

社宅に限らずかつて子どもたちは、どこにでも沢山いて、毎日集団になって元気に遊んでいたものです。

子どもたちの集団は、お兄ちゃんからちびっ子まで含めてタテの関係があり、ちびっ子はその中で対人関係を教わったりする重要な機能を果たしていました。学問上でもその集団を「ギャング集団」と呼ぶのだそうです。

残念ながら、今ではそのギャング集団は見られなくなり、子どもたちの孤立や対人関係の弱さが指摘されています。もっと年齢を超えた子どもたちの集団の意義を考え直していく必要があるのではないでしょうか。 

 

本書は、ちょっと大人に近づいたと思いはじめる小学校5,6年生から読める作品だと思います。

著者の、加納朋子さんは北九州市出身。きっと社宅のギャング集団の中で遊んだ子どもの一人に違いありませんね。(講談社ノベルス・刊)

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「パンとペン 社会主義者・堺利彦と売文社の闘い」黒岩比佐子

もう30年以上も前に、当時、福岡県京都郡豊津町にあった「堺利彦顕彰記念館」を友人たちと訪れたことがありました。大変小ぶりな施設で、中には堺ゆかりの品や原稿などがひっそりと展示してあったと記憶しています。(現在はみやこ町歴史民俗博物館に当時の資料が寄託されているそうです。)

日本社会主義運動の父ともいわれる堺利彦(枯川)は、親友であり大逆事件で刑死することになる幸徳秋水や、関東大震災時に暗殺された大杉栄に比べると有名ではないかもしれません。

しかし、大正デモクラシーの明るいイメージとは裏腹に、実際には過酷な弾圧下にあった社会主義者受難の時代を、今でいう総合広告会社のような事業を行う「売文社」を設立して糊塗をしのぎ、ユーモアさえ見せながら仲間を支え、したたかに生き抜いていく堺利彦の魅力はもっと正しく理解されて良いのではないかと思います。

この本の著者・ノンフィクションライターの黒岩比佐子さんは、そんな「売文社」時代の堺利彦が、周囲の人材や幅広い人脈を活かして、週刊誌用小説の翻訳や広告、はては代議士の演説原稿の作成、「忍術書」の編集や世界旅行案内まで、あらゆる注文を受けながら、この厳しい冬の時代を耐えきっていく姿を生き生きと描いています。 

110年前の社会主義者・堺利彦らの主張とは「自由・平等・博愛そして非戦・平和、暴力を否認し国法の許す範囲で世論を喚起する(平民新聞発刊時の宣言)」という、現在からみれば極めて穏やかなものでした。

しかし当時、それは社会を転覆させる危険思想とみなされ、右翼や軍部に狙われることとなりました。事実、堺は二度にわたって暗殺されかけています。逮捕されれば激しい拷問を受け命さえも落としかねない過酷な政治状況の中で、不屈の信念のもとに生き抜きながら理想社会への「棄石埋草」たらんとする堺利彦の生き方には、凄みすら感じます。 

黒岩さんのこの作品を読んでいたころ、2011年5月の連休にみやこ市で講演されるとお聞きして、ぜひ伺いたいと思ったのですが、直前になって本人の体調不良ということでキャンセルになりました。黒岩さんは、すでに膵臓がんで最後の闘病に入っておられて、ほどなく帰らぬ人となってしまいました。

この作品について著者としての思いを是非お聞きしたかったのに。また、黒岩さんがもし生きておられれば、もっともっと良い仕事をされただろうに、と残念でなりませんでした。(講談社・刊)

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恒例の盆踊り 能行口説きも

お盆恒例の町内盆踊りが今年も行われました。わが町内の盆踊りは、その年に亡くなった方のために祭壇を用意し、その前で皆が踊ります。亡くなった方の魂を慰める原初の形をとっているのです。

集まった皆さんは、まず亡くなった方へのお参りをしたうえで踊りに参加します。毎年、この地一帯に受け継がれている独自の盆踊り「能行口説き」も必ず披露されます。伝統を受け継ぎたいとの思いが込められています。

かつては、三晩続けて踊ったり、盆踊りが終わった後に初盆のお家に行って皆で踊ったりしていました。初盆のお家はお接待などで大変だったでしょう。でも今は、こうした風習はほとんど見られなくなりました。懐かしく思わないではありませんが、町内の現状を考えると、それもいた仕方がないことでしょうね。

そんなことを考えながら、今年の盆踊りも終了しました。

今年の初盆は、私たち夫婦がここで居を構えたときの大家さんのご婦人でした。何かと御世話になりましたが、高齢によりこの世に別れを告げられました。私たちも御参りし、心よりご冥福をお祈りしながら、踊りました。合掌。(写真は盆踊りのようす)

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モニタリングポスト4か所が始動

宮城県石巻市の震災がれき受け入れを前に、大気中の放射線量を測定するモニタリングポストが新設され、昨日から運用が開始されました。

新設されたのは震災がれきを焼却処分する3工場と埋め立て処分する響灘に近い市民センターで、日明・松ヶ江南・陣原・赤崎市民センターの4か所。空間線量を10分ごとに測定し公表しています。(文部科学省のホームページでご確認ください)

いずれも現在の北九州市内の空間線量は、石巻市の空間線量とほぼ同じで大変低いレベルとなっていることが確認できます。今後、震災がれきが処理されても、この傾向はまず変わることはないでしょう。安心していただきたいと思います。

安心と言えば今日の毎日新聞の「記者の目」という欄で「低リスク伝え風評被害止めよ」という小島正美記者の記事が掲載されていました。

興味深い記事でしたのでここで紹介させていただきますが、食品に含まれる放射性セシウムの新基準について「460ベクレルでも年間許容量の1ミリシーベルト以下に収まるのに、乳幼児食品と牛乳で1キロ当たり50ベクレルとする意義は低い」という文科省審議委員の見解を紹介しています。EUの乳幼児食品基準が1キロ当たり400ベクレルであることも紹介し、国やマスコミがもっと安全性について伝えるべきだとしています。私も賛成です。

毎日新聞セシウム記事(8月14日).pdf

ちなみに北九州市で焼却・埋め立て処分する石巻市の震災がれきに含まれる放射性セシウムは、現実には1ロ当たり数ベクレル程度にとどまると思われ、実際に焼却試験後に3倍程度に濃縮された飛灰でも最大30ベクレル程度でした。いうまでもなくこれら焼却灰は管理して埋めたてるもので、食品として流通したり口にはいるものではありません。その影響が無視できる程度のものであるということがご理解いただけるのではないかと思います。

過剰な不安を煽る宣伝にのることなく、風評被害を防災するために今後ともご協力をお願いする次第です。

日登美選手おめでとう!レスリング佳境に

ロンドンオリンピックも佳境に入りました。バレーの竹下選手やサッカーの永井・東選手をはじめ北九州市ゆかりの選手たちの活躍も目立っていますね。

今日は女子レスリングで小原日登美選手が念願の金メダルを獲得したことをテレビで知り、大いに喜びました。

彼女は旧姓・坂本。女子レスリング51キロ級でならした強豪ベテラン選手です。しかし、女子レスリングがオリンピックの正式種目になった時、階級数が減らされたため51キロ級では出場できませんでした。下の48キロ級には妹さんの真紀子選手が、上の55キロ級には世界チャンピオンの強豪・吉田沙保里選手がいました。小原選手はいったん引退していましたが、しかしオリンピックの夢をかなえるため48キロ級で新たな挑戦を開始。31歳にしてはじめてのオリンピック金メダルをかちとったものです。

私の娘も女子レスリング48キロ級の選手でした。坂本真紀子選手とも試合をさせていただいたこともありますが、草創期の女子レスリングの苦労は大変なもので、選手たちはもちろんコーチ関係者そして保護者も、オリンピックで勝ちたいとの一心で試行錯誤を繰り返しながら一丸となってがんばってきたのです。世界チャンピオンでありながら不運にもオリンピックの出場をできなかった先輩たちをはじめ、出場できなかった多くの選手もふくめて、多くのレスリング関係者が、小原選手の苦労と喜びを理解していることと思います。日登美選手に心よりおめでとうと申し上げたいと思います。

しめやかに長崎原爆忌

長崎原爆被爆67年目の今日、小倉北区勝山公園の慰霊碑前で恒例の「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」行われました。

かつて公園の隅にあった原爆犠牲者慰霊碑と長崎の鐘を、北橋市長が市長に当選した直後に現在地に移転。遺族の高齢化に対応するためバリアフリー化と事業の市との共催化を行うとともに、近年では、長崎から原爆ゆかりの嘉代子桜を移植するなど整備を進めています。

今年も暑い日でしたが約200人の遺族や市民が参加し、それぞれ献花した後、献水、点鐘を行いました。

今年は市内大学生の有志が八女市に引き継がれている火を献火するなど新たな活動が加わりましたが、慰霊式典が開催されていることをご存じないという市民もおられますので、今後とも広く広報し多くの方々にご参加いただけるよう工夫を求めていきたいと思います。(写真は、挨拶する北橋市長と、平和への思いを込めた千羽鶴をささげる天心幼稚園児たち)

 

またまた、あまりにも官僚的な...

衆議院の解散時期について、自民党に迫られていた野田首相が「近い将来」としていたのを「近いうち」に変更したことで、反故にされかけていた社会保障と税の一体改革に関するする3党合意が守られ、消費税法案が参議院で可決するという何とも不思議な事態となりました。

会談の実質は、野田首相と谷垣自民党総裁の非公開会談の内容によるのでしょうが、決着の仕方としては、またまたとうべきか、余りに官僚的で違和感を覚えます。

「近い将来」と「近く」とで、どれほどの意味の違いがあるというのでしょう。私たち自身、日頃から「等」一つがくっつくかどうかで「他のことも入れられる」などという「官僚的な対応」にさらされている生活を送っているのですが、それにしても、その意味を読み取ることもできない決着というのはそうあるものではありません。

解散は総理の専権事項であり、それが総理の政治力の源泉であることは、自民党自身が十分に理解しているはずなのに、それを言えと難題をふっかける自民党も自民党ですが、こんな官僚的な言葉で決着をはかろうとする民主党政権首脳も、ご自分たちの言葉を国民の皆さんがどのように受け取るだろうかという点にもっと思いをはせて、考え直したほうがよさそうです。

「困難をかかえる子ども若者支援を進める」

市議会で保健病院常任委員会が開かれました。委員会では、まず市内各区役所など8か所に設置してきた「飼えなくなった犬ねこの引き取り窓口」を動物愛護センター一か所に集約し、殺処分数をさらに減らそうとする取り組みについて報告がありました。

その後、公的施設が入居する形で再整備することとなった黒崎コムシティの中に入る予定の(仮称)くろさきユースステーションの機能などについて、先日の参考施設の視察を踏まえて委員同士で議論しあいました。(市議会では所管する事項の調査として、議員同士が自由に論議しあう機会を設けています。この間の議会改革の成果のひとつです。) 

さて「くろさきユースステーション」は、中高生などを念頭に、「若者が自己を発見し、社会性や自立性を身につける」場所として整備する予定です。多目的ホールやキッチンダイニング、学習室やセミナールームなどを備え、若者たちが自主運営も視野に入ながら楽しく交流し、遊び・学び・体験することが期待されています。

ただ、同施設のコンセプトには、不登校や不良行為、ニートや引きこもりなど、困難を抱える若者のサポートも掲げていることから、これから更にあるべき機能の整理が必要だとの印象を持ちました。 

困難をかかえる若者の相談を受け、一人一人に寄り添いながら支援を続けていく拠点としては、戸畑区のウェル戸畑内に設置された子ども若者応援センター「エール」がすでに活動し成果を上げ始めています。

北橋市長の公約に基づいて、新設された子ども家庭局に教育委員会から移行した青少年課が手掛ける伴走型支援の拠点施設です。

そこでは多様な関係機関が参加する支援協議会が設置され、毎月一回の実務者会議が行われて若者たちを連携してサポートしていきます。

同センターによれば、平成22年10月の開設以来、一年半で電話相談が3172件、来所相談は318人でした。

その大半は仕事がしたいという相談ですが、彼らはひきこもりであったり、やっと社会参加が可能な自立度が低い若者たち。この一人一人の状況に応じた支援プログラムをたてて支援していくことになります。

引きこもりがちだった27歳のある男性は、体験プログラムに参加しながら自信をつけ、アルバイトで仕事をできるようになりました。

継続して支援することになった170人のうち、正社員やアルバイト・就学など進路が決定したのが70人。100人を継続支援中で、これを相談員3名コーディネーター1名の4人でこなすことになります。

引きこもりなど困難をかかえた若者は市内だけでも推計で   名の上るとされており、相談が増えれば、このスタッフではとうていやっていけないことは目に見えています。人的拡充と合わせ、相談室の充実など、将来展望を踏まえた取り組みが求められます。(写真はYELLスタッフの皆さん。電話093-882-0188)

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「サッカーの話題で盛り上がる」

北九州市と姉妹都市の提携をしている韓国仁川広域市からの訪問団をお迎えし歓迎宴が開かれました。

訪問団は、イ・ドヒョン市議会建設委員長をはじめ、キム・ジニョン副市長など7名。団長はまだ議員1期目の大変お若い方で、北九州市側が会派代表などベテランばかりとあって恐縮されていましたが、堂々のご挨拶。宴会では両市の参加者とも、自然に打ちとけあって楽しく過ごしました。 

ちょうどロンドンオリンピックで日韓のサッカーが活躍中ですが、訪問団のお一人イ・カンホ議員は、ご自身が仁川広域市を拠点にしているKリーグのプロチーム仁川ユナイテッドの幹事でもあるそうで、サッカーの話題でも盛り上がりました。

イ議員いわく「現状では日本のほうが上じゃないか」と社交辞令。「ただ気合については韓国が勝ってる」とも。

イ議員に、北九州市にも仁川スタジアムのような2万人規模のスタジアムが計画中であると話すと「専用球技場か?」そうだと答えると「それがいい」と納得の表情でした。専用球戯場のほうがやはり盛り上がるのですね。(実は、仁川スタジアムのこけら落としの試合では、盛り上がりすぎて、乱闘になったほどだそうです。)ぜひ両市でサッカーの定期戦をやろうではないかなどと話は盛り上がりました。

新スタジアムが完成すると、こうした競技のほか、たとえば北九州市長杯東アジアダービーなどもできるでしょう。地名がすぐ覚えてもらえるのもサッカーの試合ならでは。隣国どおしの友好親善に、またビジネスにも好影響を与えることでしょう。(ちなみに仁川市では2014年にアジア競技大会が開催されます。)

*訪問団は昨日から市内を視察、招待宴後は開催中のわっしょい百万夏まつりを楽しまれました。イ委員長は「今度はぜひもっと多くの人と訪れたい」ともおっしゃっていました。(写真は、百万なつまつり風景)

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「クールキタキュウは広がるか」

北九州市立漫画ミュージアムがオープンしました。松本零士さんを名誉館長に、昭和を描いたほのぼの童画でしられる地元在住の田中時彦さんを館長に迎えてのスタートです。

開館式典で、松本零士さんは「手塚おさむ・石の森章太郎と同時代に一緒に活動してきた。自分が育ったこの北九州市にこうした漫画ミュージアムができるのは夢のようだ。地元から育った漫画家は50人ともいわれる、こんなに多数の漫画作家を輩出しているのは北九州市と大阪ぐらい。私も全力で応援していきたい。」と挨拶されました。

同ミュージアムが入居している「あるあるシティ」を所有運営しているアパマンホールディングスの大村社長も「自分も若い時期をここ北九州ですごした。この国や市にも支援していただいてもおり、このビル全体を、漫画をはじめサブカルチャーの殿堂として育てていきたい」と決意を述べられました。

松本零士・わたせせいぞう・関谷ひさし・畑中純などなど、地元ゆかりの漫画家の資料展示のほか、約5万冊の漫画が閲覧できる同ミュージアム。

漫画は「クールジャパン」の象徴として海外でも高い人気を誇っています。クールジャパンならぬ「クールキタキュウ」が広がっていくか、北九州市の新たな名所として親しまれていくことを期待したいものです。(写真は開館式典・ミュージアム内部の模様)

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仲間って良いもんだ!

私の所属するNTT労組九州総支部の定期大会が福岡市内で開かれ参加しました。

大会では、来年の北九州市議会議員選挙で組織重点候補としての決定をいただいたのですが、久しぶりにお会いした九州各地の自治体議員や組合員の仲間たちからは「寒い時だけどがんばって!」「また応援に行くからね」などと多くの激励をいただきました。改めて仲間って良いもんだなあと感激しました。

時に、労働組合を既得権益を守ろうとする頑迷な守旧派で諸悪の根源のように非難する人々が見受けられますが、職場内外で様々な助け合い活動を続けている労働組合の本当の姿や、労働組合に参加している組合員の心情について、どれほどのことを知って批判されているのでしょうか。

連合についても、大企業の正社員中心の組織と言われながら、非正規労働者労働条件や地域最低賃金の引き上げ、社会的格差の是正や平和運動など、多くの社会的課題にもかかわり、啓発も行っています。

私たちの社会の中で、誰もがごく普通に参加する組織で、こうした重要な諸課題に取り組み、参加者への啓発を行ってしている団体は決して多くありません。労働組合が民主主義の学校と言われる所以です。

労働組合の社会的意義を確かめ合いながら、仲間たちの推薦にこたえるべく決意を新たにした大会でした。(写真は、大会のもよう) 

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