「せらちゃんノート: 2005年10月」アーカイブ

民間の保育士はレベルが低いか? 委員会で論議

 今日は市議会厚生消防委員会が開かれ「小倉北ふれあい保育所への指定管理者制度導入の見直しについて」「市立一枝保育所の民間移譲等の反対について」2件の陳情の審査と採決が行われました。

 「保育所に指定管理者制度は本来なじまない」

平成15年6月の地方自治法改正で、公の施設を管理委託する場合には指定管理者を選定し、議会での議決をすることになりました。社会福祉施設も例外ではなく、市では民間委託を行っている「小倉北ふれあい保育所」をはじめ8保育所、緑地保育センター2カ所、へき地保育所1カ所への指定管理者制度導入を進めることとし12月議会で議決を求めることとしてきました。
 陳情は「保育の場への指定管理制度導入は疑問だ」「5年の指定が解除された場合、保育現場は混乱する」として見直しを求める内容でした。陳情の趣旨に私は同感です。 
 保育所は、地域の保護者との連携を長年の苦労の末に作り上げていくものです。また、保育者を育てていくのにも多くの先輩の経験や指導を積み重ねて進めていきます。複数の子どもたちを10年以上にわたって、保育所に通わせる家庭も珍しくありません。
 それが5年ごとに委託先が変わっていくとなるとどうなるか、語る必要もないでしょう。現場は大混乱。多数の保育士さんたちもいきなり首と言うことになりますが、あり得ないことですね。
 現実には、ふれあい保育所にしても現在委託を受けている法人しか応募がなく、12月議会ではこの法人が引き続き委託することが議決されることになると思われます。
 他の政令市の動向についても、私の質問に保育課長は「民間委託している所で、管理者が変更になる例は聞いていない」と答弁されました。どの自治体でも、現状で変更せずに委託する結果となっているのです。当然ですね。
 委員会で私は「他の自治体の動向をみても、現状としているのはお答えのあったとおり。本来、保育所への指定管理者導入はなじまないのだ。委託先が変更とならない実態と、法改正の状況から、今回の指定管理制度導入については了とするが、この5年のうちに他の自治体とも連携して、制度の変更を国に働きかけるべきだ。」と意見を述べました。
 
   民間保育園はレベルが低いか?

2つめの陳情は戸畑区一枝保育所の民間移譲について。
 民間移譲に反対との趣旨で口頭陳情に立たれた女性の方は「公立保育所は教育がしっかりしている。民間は営利目的。毎日の散歩も民間ではしてもらえない」などと述べられました。男性の陳情者も「民間委託された保育所では、質の低下に関する苦情が増えている」と述べられました。驚きましたね。
 さらに委員会で質問したある議員からは「民間保育士の質が低いことは否定できない」との発言が飛び出す始末でした。
ここまで言われては、私は黙っている訳にはいきません。ここには大いなる誤解がある。(あるいは意図的な宣伝があると疑ってしまいます。)民間保育園の保育士さんが、もし一般的に質が低い保育しかできないなどという実態や根拠があるのだったら是非示して欲しいものです。
 そこで私は「これまで本委員会では、保育所の民営化もしくは民間移譲などの論議を再三つづけてきた。民営化に反対の議員も、公立と民間との比率の問題や経費の問題を取り上げられたが、民間保育園の保育の質が悪いと言ってるのではないと述べられてきたはずだ。
 今日、これほどあからさまに民間保育園の質が低いと言われると、私は申し上げない訳にはいかない。
 ①私は民間保育園のすばらしい先生方を何人も知っている。逆に、公立保育所の保育に対する問題を指摘する声も知っている。要は、先生方の人間性であり、その園での指導や研修の問題でもある。公立だから良くて、民間だから悪いというものではないはずだ。
 ②北九州市の民間保育園と公立保育園は過去50年にわたって区別なく一緒に研修を続けてきている。ともに保育の質を高めてきたのだ。この歴史の積み重ねをふまえて欲しい。
 また、乳児や延長保育など、保育の多様化に応える先進的な取り組みは、北九州ではむしろ民間が先導して取り組んできた。
 ③さらに、営利が追求されるといわれるが、民間保育園とは社会福祉法人が運営しているのであり、社会福祉法人は本来営利を追求できない性格のものだ。
 本市の民間保育園の関係者先生方は、この競争原理の導入といわれるなかで、まさに営利を目的とする企業などが進出してくることを心配し、子どもたちを営利の場にさらしてはならないとがんばっておられる。
 この点で、市民や関係者に誤解があるとすれば、市当局も誠心誠意説明をして、その誤解をとくよう努力して欲しい。」と述べました。(発言要旨です。)
 民間が無条件に良いなどと申し上げているつもりはさらさらありません。
 しかし厳しい労働条件の下でも、子どもたちのために、がんばってすばらしい保育を実践されている民間保育園の保育士さんたちが、こんな言われ方をされるのはあまりにも不当というものです。

昔の写真展 ささやかな戦後60周年記念

 せらちゃん倶楽部の仲間たちで、自分たちが持っている古い写真を持ち寄って眺めながら私たちが生きてきた昭和の暮らしを振り返ろうと「昔の写真展」(私たちの昭和)という催しを行いました。
 もともとは、少数の仲間うちで会を開こうという感じだったのですが、参加者が増えたのとそれぞれがもってきていただいた写真が多数だったので、合計が百数十枚となりました。
 内容も、個人の写真とはいえ、時代を表すものも多く「地域の方にも見ていただいては」と「写真展」と称して、地元公民館で開いたものです。
 写真はスキャナーで複写してA4サイズに引き延ばし、ラミネートして展示しました。手作りの写真展でしたが、地域の方も見に来て下さいましたし、提供してくださった方同士の交流会は、それぞれの解説もしていただいて大いに盛り上がりました。
提供いただいた写真には、その方の子ども時代の写真も多く、ちょっとイタズラ心で子どもたちの写真をずらっと並べて「この子はだあれ?」とクイズにしてみたりしました。案外分からないものですね。
 また、昭和20年代の足立中学校の校舎や、旧小倉駅、八幡の風景など、貴重な写真は「昭和の風景」として展示しました。 
「懐かしかったあ」「家族の写真を整理する良い機会だった」「昔の暮らしがよみがえった」「服装もこんなのだったよねえ」「こんな企画も面白いね」などなど、いろいろな感想もだされ、好評でした。
 せらちゃん倶楽部、ささやかな「戦後60周年」記念企画でした。
写真は左から「写真展の様子」「30年代の子どもたち」「足立中学校(S21年当時)」

どうした中高年、何やってんだ中高年!

 作成中の市政レポートの1面が字ばっかりになってしまいそうで、案をカミさんにみせましたら「そんな字ばっかり、誰が読むんですか!」
 「なら写真をのせよう」と考えると、平尾台自然観察センターしかなさそうです。最新の写真と言えば、撮影しかない。「ええい、撮ってこようか!」と朝一番で出かけてきました。
 平尾台は、もうすっかり秋の風情でした。枯れ草色の草原中に石の羊が群れをなすようなのどかな景色を眺めながらもあわただしく帰ってきました。(写真は秋色の平尾台風景)
 レポートも鋭意作成中です。お楽しみに。
 ところで今日の新聞報道で、保護司が児童買春で逮捕された事件が報道されていました。保護司は、1号観察といって保護観察中の少年少女を担当することも多いんですね。中には売春など性的非行事件で保護観察となっている場合もあります。この子たちには家庭など様々な問題を抱えて苦悩しているケースも多いんですが、この子たちをしっかり社会で自立させていく手助けをするのが私たち保護司の任務です。
 いい年をして、自分が買春に走ってどうするんですか。62歳のこの人、埼玉県の幼稚園理事長で、元川越市議だっていうんですからやりきれませんね。
 もうひとつ、読売新聞社の読書調査。
 「この1か月間に本を「読まなかった」人は52%で、1980年から始めた同調査で3番目に高かった。年代別に見ると、20、30歳代は各41%で、前回調査より減ったのに対し、40歳代から上の年代は増加、50歳代は55%、60歳代は61%、70歳以上は66%だった。」(読売新聞)
中高年の読書量が減っているというんです。子どもたちの本離れが指摘され、我々大人は心配し、国会でも超党派で「児童の読書推進法」なども制定してきた。それなのに、自分たち中高年が読書離れしてどうするんですか。
 どうした中高年、何やってんだ中高年! がんばろうじゃないか。

世代間のふれあいも…敬老行事

 今日は、米町校区の敬老会が行われお招きをいただきましたので伺いました。
 同校区では「式典の部が終わると潮が引くようにお客さんも帰るので」と今年はいくつかの出し物を先に行うことにしたとのことでした。
 最初は「津軽三味線」その後は、会場となった小倉中央小学校の特設合唱部による合唱でした。
 同合唱部は、創部わずかに3年目。2年目で県内のコンクール銀賞、今年からはもっと上を狙うという新進気鋭の部。その意気込みに違わぬすばらしい演奏でした。音の作りが良いんですね。合唱にありがちなわざとらしい嫌みがない。子どもたちを指導なさっている先生は、きっとセンスのある指導者だとお見受けしました。子どもたちも本当に楽しそうに歌っているのが、大変すばらしいと思いました。
 「旅愁」など懐かしい曲の演奏をお聞きになっているお年寄りの中には、涙をふく方も見られました。
 最近の敬老行事では、子どもたちが活躍する場も増えているようです。先日の三郎丸校区の敬老会でも、足立中学校のブラスバンドがお年寄りを大いに楽しませていました。良いことですね。
  もっともっと地域の世代間交流が進んで、地域ぐるみの子育て、地域ぐるみの安心づくりが進んで欲しいものです。
 教育の危機が叫ばれている中、諸外国に比べても問題行動が比較的少ないという実態は、地域のコミュニティがまだまだ機能しているからだと考えられています。
 子どもたちのためにも、世代間の交流を通じて地域のコミュニティ機能が大いに高まって欲しいものですね。
 ところで、ご挨拶されたある議員さんは子どもたちの合唱を称える時「子どもたちがきちっと制服を身につけて、整然と演奏していることがすばらしい」とおっしゃっていました。「ほうそんなところに感心されていたのか」と、ちょっと驚きました。
 私は、演奏に集中しながら、楽しそうに歌っている子どもたちを見ていて「この子たちは本当に歌が好きになったんだろうなあ。かけがえのない経験だろうねえ。良いねえ。」と考えていました。
(写真は、お年寄りを前に楽しく演奏する子どもたち)

父親であることは…広岡守穂先生

 大学同窓会の総会と併せて行われるのが恒例となっている中央大学文化講演会が開かれました。
 今年の演題は「父親であることは哀しくも面白い- 少子化と子育て事情」。講師は佐賀県立女性センター「アバンセ」の館長でもある広岡守穂中央大学教授でした。
 先生の講演テーマの一つ「日本の少子化対策も、男女共同参画社会へゆっくり誘導することができなければ進まない。政治もそれを理解していないのではないか」とのご指摘には同感でした。
 日本の少子化はどんどん進み、出生率は下がりっぱなしですが、近年、ヨーロッパなど先進国の出生率は軒並み上がりはじめています。
 講演後の懇親会で「日本だけが出生率が下がっているのは、政策的失敗もしくは怠慢なのではないか。男女共同社会実現型で出生率を伸ばしている北欧モデルなども大いに参考にして、国は大胆かつ具体的な政策転換を行うべきだと思いますが、いかが?」などお伺いしましたら「そのとおりだと思います」とのお答えでした。
 もっと詳しくお話をお伺いしたかったのですが、時間がありませんでした。機会を改めてお話したいものです。
 先生のもう一つのテーマは「子育ては、スクラムではなくていかに自分が向かい合うかだ」ということで、成長過程で起きるお子さん方とのぶつかり合いとそれに自分が向き合うことの大切さを、様々な事例を挙げて述べられました。
お聞きすると広岡先生は私と同い年でした。子育ての苦労や父親の参加などのお話は「そうだ我々はそうだったんだよね。」時代を共有したことを感じさせていただく内容でもありました。
 学生結婚してともに子育てをしてきた奥様は、現在、ふるさと金沢市で石川県議会議員(うれしいことに民主党だそうです)としてご活躍だそうです。
写真は、講演される広岡先生。

 理解できない「靖国参拝」

民主党が前原代表を選出して初めての党首討論が行われ、その内容が報道されました。
良いことですね。しっかり報道していただき、国民が日本のリーダーの資質を判断する材料となればいいと思います。
 前原代表が「首相はが靖国神社参拝を強行したことで、日中間の戦略的、包括的対話の道筋が閉ざされた責任をどう感じているのか」と質したのに対して「憲法で思想・良心の自由は保障されており、参拝がなぜいけないのか」と小泉首相は切り返しました。(確か裁判では「憲法違反」と判断されませんでしたっけ?)いけないに決まっているでしょう。
 しかも、それを周辺の与党幹部がこぞって「問題なし」と了解ばかり。問題ない訳ないでしょう。中国や韓国をはじめとする周辺諸国の批判を増幅して、対話を困難にすることは分かり切っていることなんですから。わざわざ火に油を注ぎにいくことはない。
  私は、キリスト教の家庭(両親ともに、決してまじめな信徒ではありませんでしたが)で育ったものですから、どうもそんなに躍起になって靖国神社にお参りしたい気持ちが理解できない。なんでそんなに靖国・靖国っていかなきゃいかんのでしょう?
 「日本人だろう!」なんて短絡的な声が聞こえてきそうですが、私もれっきとした日本人です。日本の文化をこよなく愛し、すばらしいと思っている一人です。それと「靖国」とは関係ないんじゃないでしょうかねえ。
 私自身は、現在どの宗教をも信仰してはおりませんが(それが国際的に見て普通かどうかは別としてですね。)宗教のよい面もたくさん知っているつもりですし、神社仏閣をはじめとした日本の文化遺産もとても大切なものだと思っています。
 とりわけ多神教である日本の宗教的伝統は、あらゆるものを許容しともに手を携えるよき日本文化を育ててきた要因だとさえ思っています。
 日本のこうした伝統的宗教文化が、今後の国際社会で偏狭な宗教的対立を乗り越えるために重要な役割を果たすことができるかもしれない可能性を指摘する人々もあります。
日本文化を大切にする人々こそ、ことさら対立をあおる偏狭な民族主義とは、対極にあるはずだと思うのですが。いかがでしょう。

スターフライヤーモデルを手に新北九州空港を宣伝

 宅地建物取引行協会つまり不動産業界でも近年、女性の活躍はめざましく、各地の団体組織の中には「女性部会」が次々に誕生しているそうです。喜ばしいことですね。
 今日は、北九州支部の中に「女性部会」が誕生する発足式が行われ、その祝賀会のお招きいただきましたので出席させていただきました。
 ご挨拶の機会をいただいたのですが「せっかくだから市政の話でもしなさいよ」とのお話をいただいて「はて、どうしよう」。お話したいことは山ほどあります。しかし、どれも短い時間でのご説明は難しい。それに祝賀会ですから、あまり夢のない話もどうなんでしょうねえ。
 というので、支部役員さんとご相談させていただいて来年開港予定の「新北九州空港」とそこでスタートする新規航空会社・スターフライヤー社(以下、スター社と略)の飛行機のご紹介をしようということになりました。
 特にスター社の新飛行機は新進気鋭のデザイナー松井龍哉氏による白と黒を基調とした都会的なデザインとして話題を呼んでいます。まだ、ごらんになったことのない方も多いだろうと、ご紹介して皆さんのご意見もお伺いできればおもしろいのではと思ったのでした。
そこで、スター社に「何かデザインのわかる資料を」とお願いしましたら、資料に加えて「モデルがありますので持っていきますか?」とお話をいただきました。ありがたくお借りすることとして取りに伺ったところ、想像していた小さいモデルではなくて「50分の1モデルです」ということで、ずいぶんと大きい立派なモデルでした。
 祝賀会のお話では、これを組み立てて手に持って、ご紹介させていただきました。(デザインは写真の通りです。)
実は、この黒と白を基調としたこのデザインには「都会的ですばらしい」との評価の一方、「真っ黒けではねえ」「軍用機みたい」など違和感が指摘されているのも事実です。
 地域で活躍する女性の皆さんがどのような評価をされるか興味深かったのですが、私がお聞きした範囲では「イルカみたいでかわいい」「格好いい」「センスが良い」「是非乗って東京に行きたい」など、高い評価を受けていましたね。スター社にはお伝えすることにしましょう。
 ちなみに私はスター社の回し者でも営業マンでもありません。でも、スター社は航空業界への新たな挑戦を始めるのに、開港する新北九州空港を選んでくれました。北九州にとっても経済の活性化を図る上で、大いに活躍して欲しい存在ですし、何と言っても航空路線はある意味での公共交通機関でもあります。北九州市としても、応援する十分な意義があると思っています。参加されていた女性部会の皆さんも、期待をしておられることがよくわかりました。
 祝賀会では「新たに空港を飛び立つ飛行機のように宅建北九州女性部会が飛躍をされますように」と祈念して、無事にご挨拶を終えることができました。お招きいただき、ありがとうございました。

知恵を出し合うのが外交では? 芸のない靖国参拝

 今日、小泉首相が靖国神社をまた参拝しました。自民圧勝を受けて、近いうちに参拝するのだろうなと思っていましたが、やっぱりですか。公明党さんなども自粛を進言していたというのですが、裏切られた格好です。
 早速、国内外から厳しい批判の声が上がっています。
「日本のことをよその国からとやかく言われる筋合いはない」「譲歩すれば、解決するというものではない」などの声もありますが、素朴にすぎるのではないでしょうか。
 日本経済は、中国・韓国を始めアジア諸国と切っても切れない深い関係にあります。政治的にも、拉致問題をはじめ多くの課題が、これら諸国と対話し連携することなくしては解決できないのは明らかですね。
 国内的にも憲法判断が示され、国外的には激しい批判と関係悪化が避けられないのに、あえて靖国参拝を強行する小泉首相の態度は、愚にすぎませんか。まるで、自分の任期中にはこれら諸国との関係を改善しないと宣言しているかのような態度ですね。
自分にいろいろと言い分があっても、それぞれが知恵を出し合って解決を図るのが外交というもの。相手のことは何も考えずに、ひとりよがりに「不戦の誓い」のために参拝と言っても通用しないのではないでしょうか。
 今日のイギリスのBBC放送のニュースでは、靖国神社を「war shrine 」(戦争神社)と表現しています。
 海外のとりわけ今後とも友好関係を作り上げなければならないアジア諸国の人々の心情を推し量り、効果的な外交手段を打っていくのが政治的リーダーの役割でしょう。誠に芸のない首相の靖国参拝です。

本田耕一郎さんの出発式

 今日は、佐賀市議会議員選挙の告示の日。小倉での行事もいろいろあったのですが失礼させていただきまして、我が友・本田耕一郎さんの出陣式に参加させていただきました。
 佐賀市では通常の前回選挙に対して無効を訴える事件が起き、再選挙となった後、今回は、周辺自治体との合併による選挙となりました。本田議員も6年間に、何とすでに4回の選挙をこなしてきています。これはすごいですね。
福祉や子育て、佐賀の活性化など多くの課題に、きめ細かく取り組んできた本田さんの日常活動への評価には高いものがあります。また、ビートルズなどに浮かれた(失礼)世代でもあった彼ら(我ら)の時代を引き継いだボランティア・バンドのボーカルとしても活躍しています。
 いまや佐賀市にはなくてはならない議員だと、私は思っています。がんばってほしいものです。
ところで出陣式では、挨拶を求められてしまいました。まったく予期しない突然のご指名でしたので、面食らってしまいました。一瞬「どうしよう」と思いましたが、「まじめな人だから、大丈夫と思ったら、厳しいことになるのが選挙。是非気を引き締めて、進めてください」と自分の落選体験をお話ししました。これが、一番効果的ではないかととっさに思ったのでした。皆さんには響いていただいたかしらん?
それにしても、挨拶の要請は、いきなりではなくて5分でも前にあらかじめお願いしたかったですねえ。考える暇がないんですもん!
 もう少し時間があったら「佐賀平野のシンボル・カササギが鳴いていますね。この愛すべき佐賀のために本田さんを・・」なんて、少しは気の利いたご挨拶ができたかもしれないのにねえ?!(実際、出陣式が行われているすぐ後ろの電柱の上で、カササギがゲチャゲチャッと鳴いていました。)

[追記]

今日の午後からは民主党自治体議員九州ブロックフォーラムの会議が福岡市で行われ、突然の総選挙で延期となっている研修会の打ち合わせや、九州各地からの情報交換などを行いました。
 地方組織や国会議員候補のあり方をはじめ、これからの民主党の進路など、話は尽きませんでした。みんな、たくさん言いたいことがあるようでした。(そりゃそうでしょうね!)

象が歩いた橋・常磐橋

 その昔、小倉の紫川にかかる常磐橋は長崎に続く長崎街道の起点でした。その起点を示すモニュメントや案内板の整備と、周辺の景観整備と一体となった道路・大門木町線の完成記念事業が開かれ、私も参加しました。
 案内板の序幕などが行われた後、中学生のブラスバンドを先頭に武者行列などが続くパレードも行われました。
 徳川吉宗の時代に、長崎に上陸した象が江戸に向かい、小倉城下に到着した象はこの常盤橋をわたりました。当時は太鼓橋だったそうですが、その昔を偲ぶ木の橋として整備されています。現在では、長崎街道小倉城下町の会なども活発な活動がはじまり、 橋のたもとでは「白象くんそばまんじゅう」まで売られています。
 ふるさとの歴史文化を愛する人々の輪が大きく広がってほしいものですね。
 大門木町線の方は今回完成した500メートルの街路(整備計画は全長900メートル)に65本のケヤキを街路樹として植栽。10年後には高さ14メートル、枝張11メートルの大ケヤキ160本の並木となる予定です。10年後には、そのケヤキによる大気浄化効果が3倍に増加、乗用車540万台分の排出CO2量に匹敵すると見込まれています。ケヤキの緑あふれる美しい並木道に育ってくれればいいですね。
 1キロ弱のこの道路整備の事業費は約150億円。道路整備というのはお金がかかりますね。

[追加]

 スカイマーク社が、結局、新北九州空港からの北九州・羽田便就航を断念したとの報道がなされました。(西日本新聞など)
 突然「就航する」と打ち上げておいての、今度は「断念」。鹿児島県での、鹿児島・羽田便の突然の引き上げなど、余りにも身勝手なこの会社の動向を見ていて「信用できないなあ」と感じていたのが「やっぱりねえ」となりました。「へたに支援しなくて良かった」と安堵している関係者もあると聞いています。
航空会社は、地域にとっては「公共交通機関」です。地元自治体をはじめ地域は、期待も支援もしながら、一緒に育ってほしいと願っているのです。地元を裏切らないでほしいものです。

政府に無批判なメディアで良いか?

今日のY新聞の社説を読んでいて少々驚きました。先の郵政国会の解散劇で廃案となった「障害者自立支援法案」について「保護から自立への大きな転換だ」として、「これまでは障害者を保護することに重点が置かれてきた」「法案は、障害者が自立できるよう支援するための制度を整え、必要な財政基盤の強化を図ろうとしている。今国会で成立させるべきだ。」というのです。
 一体、いつのことを言ってるんでしょうね? これまでのお役所による措置制度から、障害者が、自分で利用したいサービスを選んで契約できる支援費制度に変わったのは平成15年4月のこと。 それよりも2年も前に、すでに厚生労働省は「ノーマライゼーションの理念を実現するため」支援費制度の意義について述べています。(その時でさえ障害者の「保護」とは言ってない!)
 今回の「自立支援法案」が、障害者のあたりまえの地域生活を保障するための「大きな転換だ」というほど画期的意義をもった法律だなんて、当事者も誰も思っていないのではないでしょうか。

  財政対策としての「自立支援法案」

 実は、先の支援費制度によってサービス需要が拡大し、財源不足となった状況に危機感を抱いた政府が、これを打開するために介護保険制度との統合を睨んだもののすぐには実現出来ない。そこで代わりに出てきたのが「自立支援法案」。 支援費制度が所得に応じた「応能負担」であったのに対し、こちらはサービスの量に応じた「応益負担」制度であることが、典型的にその趣旨を示しています。
また「必要な財源を義務的に確保する」といいつつ、国の支出金はちゃんと上限をもうけることが出来る仕組みになっています。
要は財政対策なんですね。

 民主党を非難して政府を擁護

 社説では、正式な対案を出さないとして民主党の「姿勢は極めて疑問だ」と、予想通り野党民主党を非難しています。
 大半の障害者が、極めて低額の障害年金だけ、もしくは生活保護で暮らしている現状で、上限があるとはいえサービス量に応じた自己負担を求められると「生活がやっていけない」と悲痛な声をあげ、法案の撤回を求めていることを、どれほど真剣に受け止めて、論説者はこれを書いているのでしょう。
 障害当事者の法案への厳しい批判を受け止めて、政府案を批判的に検討指摘し、日本の障害福祉制度を前進させることこそ、社会の公器たる主要メディアの果たす役割ではないかと私は思います。
 政府案を無批判に擁護し、民主党を非難して法案への真摯な批判の声を封じるのであれば、それは単なる「御用新聞」でしかありません。そんなメディアの姿勢で、本当に良いのでしょうか?

200票差だって!郵政民営化法案が衆院可決

与党提出の郵政民営化法案が衆議院で可決されました。賛成338票対反対138票の200票差がつきました。予想されたとはいえ、これからどんな法案も与党自民党はこうやって通すことが出来るのかと思うと、呆然としてしまいます。
 それにしても、自民党内反対派の寝返りようはどうでしょう。政策判断という議員の生命をも投げ捨てて、小泉首相に媚び保身に走る姿には痛ましいものさえ感じます。参議院の反対派もほとんどが賛成に回るそうで、だったら何で7月に反対したんだ!刺客を送られて落選した人はどうするんだよって言いたいですね。
皆さん「選挙に現れた民意を尊重した」とおっしゃってるようですが、反対したから支持して票を入れた人もいる訳で、二重の裏切りではありませんかねえ。
 ところで政府は今日「第8次イラク復興支援」部隊の派遣命令を出しました。明らかに12月14日のイラク復興支援特別措置法の延長を前提とした措置ですね。
 私なんか「イラク復興支援を継続するよりも、パキスタンの震災救援に自衛隊をまわして活動を充実したらいかがか。何よりも人命救助のために、同時にテロ対策の一環として意義ある活動だ。」と思うのですが。
でも、やっぱり「アメリカに配慮して期限延長。法律なんて直前でもどうにでもなる。だって3分の2もってるも~ん!」てなことになるんでしょうねえ。
白紙委任のツケは大きい!私たちはこれから痛感し続けることを覚悟しなければならないわけです。やれやれ!

これ誰だ?昔の写真展準備

今月末に、せらちゃん倶楽部では「私たちの昭和ー昔の写真展」を開催します。
 もともとは自分たちの古い写真を持ち寄って、それをサカナに「飲もうや」なんてことで計画が持ち上がったのですが「せっかくだったら地域の方々にも見て頂いて、たどってきた昭和をふりかえろうではないか。」ということになりました。(詳しくはご案内のページをご覧下さい)
 今日はその写真をスキャナーしたりラミネート加工したりの作業を続けました。A4サイズのモノクロに引き延ばして、ラミネート加工をし、ちょっと説明をつけてご覧に入れようという試みです。
 わずかに数十年前のはずなのに、提供頂いた方の写真を見ていると「これ誰だ?」と思うほど、私たちの暮らしぶりが変わっていることがわかります。この変貌ぶりを、わたしたちはどう捕らえたらいいのでしょう? 
単純に「昔は良かった」などと言うつもりはありませんが、時の流れを歴史として謙虚に受け入れつつも、失ったものもまた多かったことを実感しないわけにはいきません。特に子ども達(我々だったりするのですが)の写った写真を眺めていると、環境の変化に驚きます。
 お時間の許される方は、どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。

野田聖子さん、それでいいの?

自民党の郵政民営化法案反対派の象徴のような存在として選挙を闘い当選した野田聖子元郵政相が、政府与党が国会に再提出した郵政民営化法案について賛成に転じることにしたと報道されています。
 「法案反対という自らの政治的主張は完敗したことを認め」たのだそうです。政治家として、本当にそれでいいんですかねえ? 
わが福岡10区の郵政大臣経験者も、郵政民営化法案に反対して自民党公認をはずれ、刺客を送られて選挙で苦杯をなめました。
 郵政民営化法案の衆議院採決の際、棄権したほうが良いとの周辺の声があった中で、同じ郵政大臣経験者である野田氏の態度が、彼の法案反対に大きな影響を与えたにちがいありません。
 野田氏が本当に国民の真の利益のために確信をもって反対したのであれば、再提出の法案の内容も変わっていないのに、そう易々と転向してしまっては「女がすたる」というものではないでしょうか。
 政治的判断としても、「虻蜂取らず」の誤った選択ではないかしらん。
 あくまでも自民党さんの内輪の世界の話であり、私は野田さんの仲間でも知り合いでもありませんので、関係ないと言ってしまえばそれまでなのですが…。
 同じ政治家の端くれとしては、見ていて、ちょっと情けない話ではあります。
郵政民営化法案は、明後日にも採決され、与党の多数で可決される状勢です。

定率減税廃止の撤回求める意見書が可決

 今日は、市議会最終日。地方から政府へ上げる意見書などの議決が行われました。
 中でも特筆すべきは私たちの会派が連合の皆さんとも連携して提出した『定率減税の半減および全廃方針の撤回と所得税等の抜本改革を求める意見書』が可決されたことでしょう。
 今年の2月議会では、同趣旨の「定率減税半減の撤回」を求める意見書が反対多数で否決されたばかりなのですが、わずか半年で今度は可決ということになったのは、実は、自民党系会派として政府与党の立場に立つ「自民市民クラブ」の皆さんが賛成に回ってくれたからでした。
 私たち「北九州市民クラブ・新しい風」が11人、社民さんが5人、自民市民クラブさんが13人、これに「可決の可能性があるなら賛成する」と共産党さん10人が賛成してくれました。これで総数64名中38名の賛成多数で可決となりました。
 自民市民クラブの皆さんが、なぜ賛成に回ってくれたのかは不明ですが、巷間では「衆議院選挙のしこりによるもの」との見方が出ています。何はともあれ、我々の提出する意見書が可決されるのは喜ばしいことです。賛同頂いた皆様、ありがとうございました。
 意見書の内容については、改めて申し上げるまでもありません。政府税制調査会の「論点整理」を引き合いに出すまでもなく、来年度以降の税制改訂のしわ寄せが勤労者層、高齢者層の生活を次々に直撃します。
 恒久的減税として実施された定率減税を「景気動向が改善してきた」として、来年度に半減、翌年さらに全廃しようというものです。一方で、同時に引き下げられた法人税や個人所得税の最高税率はそのままです。(これはおかしいではありませんか?)
 国税庁の調査でも、民間企業に勤める人は全国で4453万人。その平均給与は約438万円で、7年連続で減少し続けています。一方、源泉徴収された所得税額はの約8兆8千億円で、こちらは前年比3・9%増なのだそうです。
 有権者が、選挙で小泉自民党に白紙委任したそのツケを支払うことになる訳ですが、やりきれませんね。

発言は不適当。だが「梨花に冠を正さず」も必要

 今日は常任委員会で昨日の審議を経て採決が行われました。冒頭、委員長から「昨日の審議について、不適当な発言があったので謝罪の上で取り消しの申し出がありましたので、これを了承したい。」との発言がありました。
 これは、昨日の常任委員会での審議中「子育てふれあい交流プラザ」の予算執行について、市の担当主幹と、落札または特命で事業を受けた業者側とが「癒着を噂されている」と共産党の委員が発言したことに対して、保健福祉局側が反発。「常任委員会という公的な場で、正確な情報に基づかない噂によってあたかも癒着があるかのような発言をされるのは心外である」と撤回を申し入れるという異例の事態となったことに伴う発言でした。
 公的な場で、噂に基づいて特定の個人を弾劾するというこの発言は確かに不適当ですね。撤回されるべきでしょう。我々委員も発言には不用意に人を傷つけないよう、充分心したいものです。
 ただ、予算の執行については、同プラザの事業計画から実施設計、整備予算などが特命もしくは落札で請け負った事業者が、指定管理者の候補となり指名されることが適当なのか。また、担当主幹が市民的に有名なボランティア活動者で、様々なイベントを通じてこの事業者と協力関係にあることが知られているという場合、この職員が当該事業を担当することが人事配置として適当だったのか、という点については率直に言って検討の余地があるでしょう。
「梨花に冠を正さず」です。いわれなき誤解を受けないよう、公正を旨とする行政側としても細心の注意が必要なのではないでしょうか。

「子育て支援プラザ」心配しながらも、まず見守りを

 今日は、決算議案以外の委員会付託議案の審議が行われました。私の所属する厚生消防委員会では、火災警報機を(平成21年5月末までに)住宅の寝室などにも設置を義務づける消防法改正に伴う条例改正や、障害者関連施設と「子どもの館・子育てふれあい交流プラザ」の指定管理者を指定する議案などの審議が行われました。
 このうち「子育てふれあい交流プラザ」などの指定に関しては、選定された候補者(子ども未来ネットワーク北九州)の事業企画提案書などが資料として事前配布されて議論となりました。
黒崎の「子どもの館」と小倉の「交流プラザを」一緒に管理運営する指定管理者ですが、事業の性格上、もともと収入が支出に見合うものではありません。
 指定管理者は、事前の見積もりで不足する額を試算して、これを市が負担することを約束し、利益が出たら管理者で活用し、不足した場合は管理者が負担する仕組みとなっています。候補者である「子ども未来ネットワーク北九州」では4年度分で不足額が10億円弱と見積もっています。
 事業計画によれば、支援プラザで年間入場者23万5千人(うち収入のあるコーナー18万人)、子どもの館で45万人(コーナー32万人強)と見込んでいますが、これが主な収入源となる訳です。
 事業内容が実際にどのようなものとなるのか、子育て支援にどう役立つのか、また入場者数は確保できるのか、現実的な課題は山積していると思います。
 委員会で保健福祉局長は「年度末には資料を全部出してもらって事業内容を検討します。最終的な責任は、私どもにあります。」と答弁をしました。
 もともと正確な予測の出来る事業ではありませんし、少し心配ではありますが、指定管理者の努力と事業内容に期待して見守ることとして、まずは関心をもって推移を見守って行きたいというのが、今の私の思いです。

転けなくて良かった!校区運動会

 私の住む三郎丸校区、秋の恒例行事である運動会が開かれました。
 青年や子ども達が少なくなって、これまでの種目の参加人数が確保出来ず、町内役員さんをはじめ準備をすすめる方々の苦労には大変なものがあります。
 最初は暑い日でしたが、うちの町内からも長老をはじめの多くの方々が参加していただき、和気あいあいの運動会となりました。
私も、少ない参加者の穴を埋めようと午前中は「借り物競走」などに参加させて頂きました。出てみると、借り物(運動会で使う道具でした)を借りた後は100メートルを走る競技でした。私は、リレーなんだろうと思い全力疾走(傍目にはそう見えたかどうかは不明ですが…)。終わってみると得点競技でもリレーでもなく、ゆっくりで良かったのでした。転けなくて良かった!
 その後、ある労組の大会が開かれ、ご挨拶におじゃまして戻ろうと考えましたら、午後からは突然の雨。戻れないうちに、運動会は競技数を縮小して終了となってしまいました。
 でも、町内や校区の皆さんとお会いしてお話できる良い機会となりました。

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