「せらちゃんノート: 2012年11月」アーカイブ

市立八幡病院の移転先を決定

北九州市病院局は、老朽化が進んでいる市立八幡病院について、今年8月に移転建て替えを表明。建設予定地の検討を行ってきましたが、その予定地を八幡東区尾倉2丁目の旧尾倉小学校跡地としたことを発表しました。

同予定地は、現在の八幡病院と市立八幡図書館を挟んで隣接しており、敷地面積が確保でき、交通機関のアクセスも良いことから適地として選定されたものです。八幡病院は、現在地で長年親しまれていることもあり、ほぼ現在地での建て替えとなることは、市民利用の観点からも好ましいものと考えます。

病院局では、今後、八幡病院の医師や医療関係者などからなるプロジェクトチームを設置し、新病院の基本構想を策定した上で、パブリックコメントを実施、5年後の平成29年度の完成を目指したいとしています。

私も基本的に賛成ですが、問題はこれからの八幡病院の規模や機能をどう整理するのか、それに見合う医師確保を確実にできるのかなど多くの重要な課題をクリアしなければならないことです。

政府の医療政策にも大きく左右される病院経営の今後を、的確に見通す能力も求められるでしょう。

私たちも、適切な基本構想の策定に向けて、真剣な議論を進めていきたいと思っています。

衆議院が解散!「古い政治に戻るのか」野田総理

午後4時前、衆議院が解散。永田町は一気に選挙モードに突入しました。

野田首相は、自分の党・民主党のリーダーとしては、支持率がこれほど低迷している最低の時に解散するというのは政治的には愚の骨頂というべきでしょうが、党内からの「野田降ろし」や「離党による過半数割れで不信任案可決」などを目の当たりにしての窮余の一策なのでしょう。追い込まれ解散の一形態というべきか。

野田首相は解散後の記者会見で「古い政治に戻すのか、政治を前に進めるのか」と選挙の意義を強調しました。言いたいことは解りますが、少々抽象的ですね。もっと具体的に自民党政治との違いを訴えるべきでしょうが、この3年間にそれがきちっと施策化出来ていれば、こんな体たらくにはならなかった。

とはいえ解散は、党員自らが選んだ党首が判断したことですから、やむをえません。淡々と、民主党政権の意義と成果を訴えて、国民の賢明なご判断を仰ぐほかないと思っています。

一方、自民党の安倍総裁は、すでに政権返り咲きが決まったかのような様子で講演し「最大の問題点は長引くデフレと円高であり、インフレ目標政策を採用し、目標達成のため、無制限に金融緩和していく」と語ったほか「デフレ脱却のため、来年度予算も景気刺激型にし、公共投資を増やす」と強調したと報道されています。(読売新聞等)
また、原子力発電所の再稼働方針を明言。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加にも前向きに取り組むと表明したそうですが、TPPのほうは、JAなどの反対を受けて態度を翻したとか。(毎日新聞等)

自民党が「国土強靭化計画」とかで200兆円もの公共事業を進める方針であるのはすでに知られていますが、一体財源をどこに求めようというのでしょう。消費税を増税しても、それらはほとんどが社会保障の自然増をまかなうにすぎず、大型公共事業に回す財源の確保は難しい。結局は、国債の発行つまり新たな借金を増やすことになるのでしょう。

また、無制限の金融緩和でデフレを脱却できるとは限らず、不況が深刻化する恐れもあります。しかも、小泉安倍時代に進められた社会保障抑制とセーフティネットの未整備なままの非正規労働者の急増などが復活すれば、社会の混乱と不安が再びもたらされるに違いありません。

この国の賢明な有権者は、痛みを国民に押し付けて顧みなかったあの時代を再び選択するというのでしょうか。私はそれを信じたくありません。

「環境未来都市」が仕分けの対象に?!

国の指定を受けて北九州市などが進めている環境未来都市構想が、政府の新しい事業仕訳の対象になるというので驚きました。

この事業は「新成長戦略(平成22年6月18日閣議決定)の国家戦略プロジェクトの一つとして位置付けられた施策であり、限られた数の特定の都市・地域を環境未来都市として選定し、そこで環境や超高齢化等の点で優れた成功事例を創出するとともに、それらの国内外への普及展開を図るもの。また、平成24年7月31日に閣議決定された日本再生戦略においても、『グリーン成長戦略』『国土・地域活力戦略』の一つとして位置づけられている」事業です。

どんな事業についても、無駄を省き実効性を検証すること自体を否定はしませんが、ほんのこの夏に決定したばかりの戦略的施策を「仕分けする」意味がどこにあるというのでしょうか。

日本における「グリーン成長戦略」の意義について、政府が理解していない証拠なのではないかと疑ってしまいます。

ものづくり産業たる環境産業を振興しつつ、社会の低炭素化を進めて日本の内需を拡大。エネルギー問題の解決にも取り組むことが、いまどれほど重要か、むしろ国が率先して取り組むべきときに、始まったばかりの事業のバグをつつきまわることよりも、世界に誇る成功例を導き出す支援に全力をあげる事のほうが、はるかに重要だと思うのですが、いかがでしょう。

ともあれ、「新仕分け」が始まります。お聞きすると、与党の国会議員でも全く口出しできないのだとか(何だそれって感じです)、まずは推移を見守ることとしましょう。(あほらし!)

「出来たことと出来なかったこと」野田首相が来福

民主党政権が実現した後、公約にかかげたことで、出来たことや出来なかったことなど進捗状況について報告する会が福岡市で開かれましたので、出かけました。

会場のビルに入ると、ものものしい警備体制が敷かれているので、一体だれが来ているのだろうと思ったら野田佳彦首相その人でした。午前中から福岡入りして市内を視察、午後の会議に臨んだそうでした。

会議では、まず細野政調会長が概要を報告するビデオを放映。その後会場との意見交換となりました。

子ども手当では、政権交代以前よりは前進。高校無償化と農業個別所得補償は実現。暫定税率や高速道路無料化は未実現や凍結、財源確保も当初の見込みより少なく、過大であったとしました。

その上で、マニフェストの理念はまちがっていなかった。今回のマニフェストは「与党のマニフェスト」として「確実に実現できる政策を掲げます」と報告されました。(写真は報告会の様子)

私の感想。

マニフェストに掲げた理念は、そもそも正しいものとして共有されていただろうか。温暖化対策と、暫定税率の廃止や高速道路無料化は、理念として矛盾することは、当初から指摘されていたこと。また、控除から手当へとした子ども手当の財源対策は、少々乱暴ではないかと私たちは指摘し続けていたこと。ユニバーサルサービスと所得制限の在り方が、整理できていないまま混乱したこと、などを踏まえると、基本理念の整理と共有自体が十分ではなかったことが問題の根本にあるのではないか。

また、ウィッシュリストと実現性ある政策との区別がついていないまま、責任者が口走ってしまうことを許すなど、本来あってはならない政治的未熟さは、どこに由来するものなのか、謙虚に反省する必要がある、と感じました。

私は、ネクストキャビネット活動を通じた政権政策論議の軽視、裏を返せば政局主義が主要な問題点だと考えています。

今後、結果がどうあれ総選挙を経て、次のステージで民主党が闘うためには、これらの総括が不可欠だと思っています。

私も、様々な場所で論議していきたいと思っています。

議員定数減は物別れ、報酬減などでほぼ合意。

議員定数や報酬などの在り方を検討している議会改革協議会が午前中に開かれました。最終的には今月22日にまとめることとしていますが、これまでに主要4会派で、費用弁償は廃止、海外視察は人数を半減、政務調査費は月額3万円減額、報酬は2年間8%減、そして定数削減については意見がまとまらず、改選後に継続協議することでほぼ合意することになりました。

定数削減については、私たちハートフル北九州と公明党が今回の改選(平成25年)から3名減の実施を求めたのに対して、自民党は今回見送りを主張、共産党はそもそも定数減に反対だとして合意に至りませんでした。

私たちは「人口が減少している北九州市の現状を踏まえれば、3名の減数は直ちに実施する必要があること。また減員区はこだわらずに定数の多い区からでも良いこと。改選後には、選挙区の見直しも含めた基本的な市議選の在り方を検討協議すること。」などとして、3名減で協議をまとめるべきではないかと主張しましたが、両会派は最後まで譲らず合意に至ることができませんでした。

まとめの段階で、改選後の定数問題も含めた協議の保障について再度確認を求めていきたいと思っています。

 

「議会報告会にご参加を」と街頭ビラまき

恒例のイルミネーションンも始まったJR小倉駅前広場で、北九州市議会の報告会開催をお知らせするための市議会議員によるビラまきを行いました。

市議会9月定例会の内容をご報告するもので、今回は以下の通り開催します。

お時間の許す方はぜひご参加ください。

① 日時:11月13日(火曜日)18時30分~20時30分
会場:富士見ホール(駐車場あり)
場所:小倉南区富士見2丁目8-1 
定員:150名

② 日時:11月19日(月曜日)18時30分~20時30分
会場:黒崎ひびしんホール
場所:八幡西区岸の浦2丁目1-1 
定員:200名

③ 日時:11月20日(火曜日)18時30分~20時30分
会場:ウェルとばた
場所:戸畑区汐井町1-6 
定員:150名

写真は、ビラまきの様子。以前に比べると、ビラを手にとって下さる市民は少なくなりました。ちょっと残念な思いがしましたが、うす暗くなった駅前で、背広を着た集団が声をあげてビラを渡している光景に警戒感を持った方もあるかもしれません?! 時間帯など一考の余地ありかもしれませんね。

就学旅行で感動した法隆寺五重塔を手作りで再現

私の所属する釣りの会・小倉銀鱗会のメンバーで、八幡西区で保護司もされている安部勲さんにお招きいただき、お祝いの末席に連ならせていただきました。

「法隆寺の五重塔・25分の1モデルの完成記念」のお祝いでした。

現在、安部さんは72歳。中学校の修学旅行に行った際、法隆寺の五重塔に深く感動し、いつかはそのミニチュアを創ってみたいと思ってきたのを、52歳のときに一念発起して着手、以来、コツコツと努力を続けられ、20年もの時間をかけて、ついにこのほど完成されたのです。

五重塔はすべて手づくり。最初の設計図の作成だけで、まる6年を費やしたそうです。その後、材質は木材と漆喰など現物と同じものとし、1センチから2センチの瓦などは、焼いたときに同色となるような粘土を探し出し、3万枚を作成して組み上げるなど、一つ一つの手の込みようは驚くほかありません。

安部さんからは時折「いま五重塔を作っているんだ」と、お聞きしていたものの、何かキットを使ったものなのだろうかと深く考えもしなかったのでした。

完成したという写真をまず見せていただいて驚嘆してしまったという訳です。

全重量が150キロあるということで、簡単に運ぶことはできないそうですが、この制作過程のお話などと合わせて見せることで、小学生から大学院生まで、すばらしい教材となるのではないかと思っています。

すでに新聞やテレビなどが取り上げてくれているようですが、私もこのすばらしい作品を多くの人々に知っていただくよう、関係者に働きかけてみたいと考えています。安部さんご苦労様でした。また、おめでとうございます。(写真は、安部さんと五重塔)

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50回目の保育研修大会ひらく

毎年この時期に、官民を問わず市内の保育士さんほぼ全員と関係者が集まって保育研修大会が開かれます。今年は50回目と言う節目の研修会。今年も記念式典に参加させていただきました。

式典に先立っては、この日のために結成された連盟有志の皆さんによる「絆混声合唱団」の皆さんが「花のおさなご」「保育の道」を合唱。華やかな式典の開始となりました。(写真は合唱の様子)

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式典では、北九州市保育所連盟の平沢茂会長が「旧五市が合併して北九州市が誕生した時、保育団体も大同団結して協議会を結成、その年の11月に第一回目の研修会を開催しました。今年で50回目を迎えるにあたって、これまでの歴史を導いてこられた先人のご苦労に感謝します。今日、保育をめぐる国の動きも揺れ動いていますが、私たちは、子どもたちのためにこれからも前進していきたいと思います。」と挨拶されました。

また、来賓の北橋市長も「子育て日本一を実感できるまちづくりをめざして、全国に先駆けて1歳児の保育士配置基準を上乗せしました。また園庭の芝生化なども進めています。国会での動きも注視しつつ、今後とも連盟の皆様としっかり連携しながら取り組んでいきたい」と挨拶しました。

50回の研修会の歴史をながめると、第一回目は東筑紫短大で行われていますし、その後は、小学校や図書館、市民会館などで開催されるなど、研修の規模も内容も次第に充実していく経過がわかります。一口に50年と言うものの、会場の設営から研修内容の検討、実践発表の準備などなど、実際には大変なご苦労があったことでしょう。

記念すべき50回目の研修会の開催を、私も心からお祝いしました。

50周年を迎えたお祝いは、来年の1月18日に改めて行われる予定だそうです。

 

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