「せらちゃんノート: 2013年8月」アーカイブ

楽しく町内の盆踊り

今年も町内の盆踊り大会が開かれました。町内に立地している市民センターの駐車場をお借りして、毎年実施されています。

かつては3日間をかけ、深夜には新盆の方々のお家を訪ねて踊りを行うなどという時期もありましたが、現在では午後7時から9時まで、一日限りの盆踊りになっています。

とはいえ、町内の盆踊りには祭壇が据えられ、新盆の方々の前で踊りを踊って慰めるという姿が残されていますし、その前で、この地域伝統の盆踊り「能行口説き」も必ず披露されます。こんな町内も数少なくなってきました。

能行口説きを「口説ける」(歌える)人も少なくなってきており、町内盆踊りでも、かつて録音した口説きをCD化した音源を使用しています。このため、町内有志では、そろそろ口説きを改めて録音して残しておくべきではないかとの声も出てきており、対策を検討することにしています。

暑い日が続いたので参加者が少ないのではと心配したのですが、この日は、予想に反しての大にぎわい。要した飲み物やお菓子がすべて終了となってしまったほどでした。

子どもたちの参加も多く、はじめての盆踊りに見よう見まねで踊ったり、振りが面白いからと「小倉音頭」をアンコールするなど、盆踊りを楽しむ可愛らしい姿に大人たちは目を細めていました。

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新球技場への期待語り合う

長崎原爆忌の夕刻からは「新球技場について」語り合う「タウンミーティング」が開かれましたので参加しました。

新球技場の建設は、これまで有識者の会議や市民説明会、市議会などを通じて論議されてきており、すでに北橋市長も建設・事業化を行う意向を表明していますが、さらに多くの市民の皆さんと意見交換をしながら進めたいとして、タウンミーティングが企画されました。

建設の是非よりも、スタジアムをどのように活用するかに関心が移りつつある現状からか、500名の定員に対して400名程度と参加者は少なめでしたが、スタジアムの利用活用に期待する関係者によるシンポジウムなども行われ、なごやかな雰囲気で進められました。

会場との意見交換では、一人だけ高齢の方から、財政面での心配や、ギラヴァンツ北九州の成績低迷の中で建設することには賛成できないとの意見が出されましたが、北橋市長は「ご心配の向きはあるかも知れないが、これまで長い時間かけて検討し、準備してきており、ご理解願いたい」と述べました。

サッカーを通じたまちづくり、にぎわいの創出などについて、サッカー文化に触れる機会が少なかった特に高齢世代の方々などには、スタジアム建設の意義について十分にご納得いただけていない部分があることは私にも理解できます。

ですが、これからスポーツを通じて、街づくりや都市間交流などを進めようとすると、野球などに比べてもその普及が世界標準であるサッカーやラグビーなどは、最も期待を持つことのできる種目だと思っています。たとえば北九州市長杯東アジア交流試合などが実現出来たら、東アジア諸国間でいたずらに敵愾心を煽ることなく友好関係を築く基盤づくりに貢献することができるのではないかと期待しています。スポーツは元来そういう力を持つものではないでしょうか。

要は活用・事業展開の仕方であり、今後も現実的な活用方法も含めたスタジアムの事業構想を策定し、市民に開示しながら理解を深めていく取り組みが求められるのではないかと感じました。

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長崎原爆忌で献花献水点鐘 

長崎市に原子爆弾が投下されて今年で68年がたちました。長崎市に投下された原子爆弾の当初の投下目標は小倉でした。当日の天候や八幡空襲の煙等による視界不良のため米軍のB29は長崎市に向かいました。

北九州市では、例年8月9日に勝山公園内の慰霊碑の前で「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」を開催しており、私も参加を続けてきました。

今年も、原爆が投下された午前11時2分に参加者全員が黙とうをささげた後、献花・献水・点鐘して犠牲者を慰さめました。

今年の式典で北橋健治市長は挨拶の中で、さる8月5日に広島市で開かれた平和首長会議に自身が参加したことにふれ「発言の機会をいただき、原爆の投下目標であつた都市の代表として、ここ広島で核兵器の廃絶を願うスピーチをすることに運命を感じ、市民の生命・安全に責任を持つ者として、核兵器の廃絶に向け、努力してまいりたいと挨拶した」と述べました。

北九州市は、市議会で「非核平和都市宣言」を全会一致で議決した後、2010年2月10日に非核平和都市を宣言しました。

同時に、都市相互の緊密な連帯を通じて核兵器廃絶をめざす平和市長会にも加入することとし、今年の第8回総会から正式参加となりました。同市長会は、今年の総会で名称を「平和首長会」に変更しましたが、現在世界157か国・地域、5,712都市(うち日本国内加盟都市数・1,360都市)が加盟して、2020年までに世界の核兵器廃絶をめざす「2020ビジョン」展開など活動を進めています。

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わっしょい百万夏まつり2013

北九州市夏の最大のイベント「わっしょい百万夏まつり」が今年も開催されました。この「わっしょい百万夏まつり」は、1988年の市制25周年を機に「市民の心を一つに合わせ多くの人々が楽しめるまつり」をと始まりました。

今年は市制50周年ということで、パレードや総踊りのほかに、ミッキーマウスの登場や花火の倍増など、従来にも増して力が入りました。

私たちも参加した最終日の総踊りの日は、日中に雨が降り、そのために却って暑さが和らぎましたので助かりました。

きっと連日の暑さのためでしょう、例年より人出は少なく感じましたが、多くの人々が夜空に打ち上がる6000発の花火を楽しみながら、北九州の夏を過ごされたことと思います。

まだまだ暑い日がつづくようです。皆様、熱中症などに十分お気をつけ下さいね!

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「緊急事態条項」の議論が必要

またまた麻生副総理の暴言が物議を醸しています。「ドイツではある日気づいたらワイマール憲法がナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口、学んだらどうかね−。」という発言。

同氏は発言の翌日、ナチス政権の例示については撤回した上で「喧騒(けんそう)にまぎれて十分な国民的理解及び議論のないまま進んでしまった悪(あ)しき例として、ナチス政権下のワイマール憲法に係る経緯をあげたところである。私がナチス及びワイマール憲法に係る経緯について、極めて否定的にとらえていることは、私の発言全体から明らかである。」と釈明しました。明らかでしょうかねえ?ちょっと無理がありますね。

よく知られているようにナチスはワイマール憲法を変えたのではなく、

大統領緊急令の発動や全権委任法の成立など、国家緊急権を乱発して言論や集会のなど人権を侵害し、徹底的に死文化させてしまったのでした。ワイマール体制下でのナチス政権への移行過程では「国家緊急権」が重要な役割を果たしたのです。

これを教訓に、戦後ドイツは国家の暴走を許さないため「国家緊急事態条項」を当初憲法で規定しませんでした。日本国憲法に国家緊急事態条項が規定されていないのも、同様の趣旨からです。

それなのに麻生副総理が「いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた」?!というあの自民党憲法改正草案にはわざわざ章を設けて新たに「緊急事態」を規定しています。

識者からは「緊急事態を宣言するその内容が曖昧であり、国会承認も事後で構わないとしているので、歯止めが利かない恐れがある」と批判されているのです。

麻生さんは、まさかワイマール体制を骨抜きにした「あの手口を学んだらどうか」と言うのではないでしょうね。

ナチス政権に「極めて否定的」だというならば、この「緊急事態条項」が国家に乱用されない担保について、もっと明確に説明されるべきではないかと感じます。「十分な国民的理解と議論」が求められています。

アンダーパスの事故防止対策

暦では「大暑」のころ。七十二候では末候「大雨時行る」(たいうときどきふる)とされています。

その暦のように、このところ西日本では激しい降雨があり、連日被害が出ています。しかも、ピンポイントでかつて経験したことのない豪雨となるため、予想を超える災害となっています。

被災された皆様には、お見舞い申し上げるとともに、政府や関係自治体も一日も早い復旧にご努力をいただきたいと思います。

 

私たちの地域も、いつ同じような災害に見舞われるか、予測ができません。事実、北九州市でも、さる7月3日午後からの急な激しい雨は、直前まで天気予報の網に全くかかっていませんでした。

このため、市内のアンダーパス(立体交差等をくぐり抜けるために低く掘り下げてある道路)では、あっという間に冠水し車両事故が発生しました。一歩間違えれば死を招く恐れもあり、大事な教訓とする必要があります。

 

実は、アンダーパスの冠水事故防止については、1999年の八幡西区小嶺のアンダーパス冠水死亡事故を受けて、これまでも私たちは議会で取り上げるなど論議し、市も排水対策や警報装置の整備など対策を進めてきました。現在までに、すべてのアンダーパスで警報装置が整備されてきたため、私は、少々の雨が降っても、こうした冠水事故を何とか防止できるものと考えてきました

しかし、7月3日のゲリラ豪雨で、市内では10台以上の車が立ち往生するなどの事故が発生してしまいました。そこで私は翌4日には市建設局とのヒヤリングを行い、対策強化を要望してきたところですが、これらを受けて、市は先月12日から関係課長で構成するプロジェクトチームを設置、検討を進めて、さる7月30日に「アンダーパス安全対策(短期的)」公表しました。

それによれば、ただちに「危険!冠水事故発生箇所」などの立て看板を設置する。当該個所・周辺の排水施設清掃等の回数増加などを行うほか、一年以内に赤色回転灯等の増設やサイレン、路面表示や横断幕設置、排水施設見直しの調査などを実施することにしています。

市当局の迅速な対応を評価し、今後の改善を注視していきたいと思っていますが、まだまだゲリラ豪雨に油断はできません。

皆様におかれても、アンダーパス箇所の確認をいただき、ご通行の際は、十分にご注意いただきたいと思います。(写真はJR小倉駅西側の京町アンダーパス)

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