「過去のノート: 2008年6月」アーカイブ

児童相談所一時保護所の改善を求める

今日の保健病院常任委員会で、先に「児相、保護児童を監禁」(毎日新聞)などと報道された件について子ども家庭局から報告が行われました。
当事者の子ども総合センター(児童相談所)は「一時保護所内にある静養室で、主に深夜時間帯に外部から施錠した状況で児童を保護した事実が年間数件ある。緊急避難的措置とはいえ、児童の人権に反する行為であり反省している。今後、緊急時の体制見直し等を行う」などと報告しました。

実は、この問題についてはわが会派の三宅まゆみ議員が、昨年9月議会で一時保護所の現状と問題について質問し、とくに夜間の見守りについては保健福祉局長が「夜間休憩勤務者の休憩時間をずらすなど工夫により充実を検討する」と答弁していました。
にも関わらず、その後も体制の充実ははかられず、今年度に至っても「静養室での施錠」を行っていたことになります。
委員会では、本会議質問後どのような対応を行ってきたのか、また非行児と虐待児の混合処遇の解消など一時保護所の改善を検討すべきではないか、など三宅議員と共に質しました。

これまでの現地でのヒヤリングなどを通じ、トラブル防止上やむを得ない面があるとしても施錠というあってはならない処遇について反省し、今後の改善にむけての意向が示されるものと思っていたところ、驚いたことに当局からの答弁は「ローテーションは難しかった。貴会派議員の学習権充実の要望もあり、その点の人員充実を優先したものだ。非行児と虐待児の混合処遇は、全国的にも普通の処遇でありメリットもある」などというもので、現状を容認するかのような問題認識を欠くものでした。
私は、政令市で緊急時の保護について様々な工夫で個室施錠を回避していること。混合処遇は全国の児童相談所の大半が問題だとしており、機能別処遇を必要と認識していること、改善への提言や試みもなされ始めていること、などを指摘して、北九州市に於いても一時保護所の改善にむけた努力を強く求めました。
私たちは今後も、全国の事例の検討や専門家の意見なども取り入れながら改善の検討を進めていくこととしています。 

障害者スポーツセンター再整備へ

今日から6月市議会が始まりました。今日の議論で注目されたのは、我が会派の森浩明議員による障害者スポーツセンターについての本会議質問。当局から、「先の障害者スポーツ振興検討委員会報告を尊重して取りくむ」との答弁があった点です。

小倉南区の市立障害者スポーツセンターは昭和51年に開設された当時には先進的であったのですが、老朽化が進むとともに、屋内プールがなく競技水泳などニーズの高いスポーツに対応できていないこと、また様々な障害特性への配慮が十分ではないなど、高まる障害者スポーツのニーズに答えられないという問題を抱えてきました。障害者団体やスポーツ関係者からは、ぜひ新しい障害者スポーツセンターが必要だと強い要望がなされてきました。

これまで動きがなかった問題に、「人にやさしい元気な町づくり」を掲げる北橋市政が誕生して検討委員会が出した結論が「再整備」。先日の報告では「障害者スポーツ振興の拠点にふさわしい施設となるよう、屋内プールやトレーニングルーム、盲人卓球などの障害特性に応じた協議の専用室及び家族更衣室をもうけるとともに、交通アクセスについても配慮するなど、障害のある人を中心に利用しやすい施設として再整備することが強く望まれる」と提言しました。

市ではこの答申を受けて、今後財源やロケーション、施設の内容など、具体的検討を開始することになります。私たちも注目しつつ、そのあり方についての検討を進めていきたいと考えています。

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