「城内一番から(市議会・市役所): 2016年11月」アーカイブ

第8回市議会報告会ひらく

議会基本条例に基づいて、市民への説明責任を果たすとともに、市民の意見を議会活動に反映させるため、北九州市議会では「議会報告会」を開催しています。

毎年、決算を審議する市議会9月定例会後の11月頃に開催しており、今年で8回目の報告会が開催されました。

このうち、市議会の議場を会場とする11月22日午後6時30分からの報告会には、約50人の市民の皆さんが参加され、議員からの報告などに熱心に聞き入っておられました。

報告会では、平成27年度決算の概要の報告と、決算特別委員会で論議されたテーマについて3つの分科会から二つずつ報告がされた後、会場参加者との質疑応答や意見交換がなされました。

質疑では、男性6人女性4人の計9人から、住みやすさの内容や保育士待遇改善、観光施策、公園整備などについて質問や要望が出され、それぞれ議員からお答えしました。

第8回議会報告会1.jpg

またご意見では、男性5人、女性2人計7人から、ギラヴァンツ支援やスタジアム活用について、城野遺跡保全、議会報告の大学高校での開催についてなどの発言がありました。   

 

議場を使った報告会は定着しつつあるものの、議会報告会全体としては参加者が減少傾向にあり、今後の在り方などについて改めて検討していく必要があるのではないかと感じました。

市民への説明責任を果たそうとする試みとしての議会報告の意義は大きいものとは思うものの、効果的な議会報告のあり方については、全国の地方議会でも模索が続いており、今後とも他議会の事例なども研究しながら改善を進めていきたいと思っています。

 

写真は議会報告会の案内チラシ。ファイルは平成27年度決算特別委員会での主な質疑事項(下線部分が報告会での報告事項です。)第8回議会報告会②.pdf

旦過市場をめぐる公開シンポジウム

小倉百万市民の台所であると同時に、昭和レトロの雰囲気を今に残す市の観光名所でもある旦過市場では、現在、再整備に向けた取り組みが進んでいます。

再整備をめぐる現状や、旦過市場の歴史的景観や観光資源、公共空間としての重要性など、まちづくりの在り方を考えようと公開シンポジウムが開かれましたので出かけました。

主催は、旦過市場商店街と北九州市立大学。北九州市の後援でした。

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シンポジウムでは、旦過市場商店街・森尾理事長が挨拶されたあと、旦過地区まちづくり整備準備委員会の黒瀬善裕委員長が取り組みの現状を報告。旦過市場の抱える課題と、その解決策の検討、まちづくり基本計画にいたる取り組みを説明したうえで、「旦過市場が今後50年、100年先も繫栄でき、小倉都心部の魅力をさらに高めることができるよう、委員一同、不退転の決意で市場の再整備に取り組んでいく」と決意を述べられました。

その後、北九州市立大学人間関係学科教授の竹川大介先生が、旦過市場の歴史景観・観光資源・公共空間としての重要性について講演。北九州市は全国一の市場都市であり、また旦過市場には多くの可能性があること。800年前から続く歴史的景観や文化資源としての価値を再評価する必要があること。旦過市場を通じて、公共空間を考える契機とすべきことなどを提言されました。

九州大学の藤原恵洋教授は、建築史家・まちづくりデザイナーの立場から、水辺空間・景観の再生、「よみがえり」を通じた都市再生・地域再生が改めて進みはじめている意義を強調されたうえで、都市再生は、地域固有資源の再評価や歴史的文脈の再発見、文化資源や自然環境をいかしたまちづくり・まちそだて・まちあそびを創出すること。

地域社会の「矜持」(シビックプライド)を磨き直し、地域住民の生活の質の向上と地域社会の活性化をはかる。多様で多士済々が参加できる都市再生のプログラムを生み出しながら「紐帯」を育てていくことが重要だと指摘されました。(まさにそのとおりだと感じました。)

 

残念ながら、こんな時期とて、私の参加時間はここまで。もっとお聞きしたいと未練を残しながら、その後の行動に移りました。

基本計画から、次の具体的な事業計画にいよいよ進みだした旦過市場再整備。ぜひとも関係者が一丸となって進んでいただきたいと願っていますし、私たちも可能な限りの支援を続けます。

 

以下は、旦過市場再整備計画についての、せら俊明市政レポートの記事抜粋です。

『旦過市場の再整備計画が大詰め』(2016年8月12日号)

昭和レトロの雰囲気残し魅力ある市場めざす

約百年の歴史を持つ小倉北区の旦過市場は、北九州市民の台所であると同時に、昭和レトロの雰囲気を今に残す市の観光名所としても大変大事な財産です。

 しかし一方、河川の溢水による浸水被害や、狭い路地、密集し老朽化も進む木造建築物など、防火や防災面でも多くの課題を抱えているのが実情です。

 そこで市場関係者の皆さんを中心に、旦過市場の持つ昭和レトロの雰囲気や対面販売・コミュニケーションの良さを活かしながら、安全安心で魅力ある商業拠点とするため旦過市場再整備の取り組みが始まりました。

 特に、平成21年22年と連続して豪雨による浸水被害が発生して以降は、私たちも「この時期を逃せば二度と再整備ができなくなるのではないか」との危機感をもって取り組みを支援してきました。

 

 そして平成24年に「川端エリア」の再配置等への影響が想定された「河川上空使用」が可能との見通しを得たことで、旦過地区再整備は一挙に現実味を帯び、以降、市場や市の関係者等の尽力による「旦過地区まちづくり構想」「旦過地区まちづくり整備計画」さらに今年6月の「旦過地区まちづくり基本計画」の報告へと進展しました。

 基本計画では、地区全体計画の内一部三階建てで、三階と屋上には約100台の駐車場を配置、一階には新しいアーケードを通して旦過市場の雰囲気を維持、二階には店舗や、スーパー・飲食などの新たな機能、事務所などを配置することにしています。総事業費は約28億6千万円と見込んでいます。

「地区内ローリング方式」で整備

工事期間中の仮設営業の影響などを現実的に考慮しつつ、倉庫や事務所、一部店舗を二階に移すなどの検討をしたところ、地区外での大規模な仮設店舗用地の確保が不要であり、現在の旦過市場周辺に集まった形で営業を継続しながら再整備を行うことが可能な「地区内ローリング方式」で検討を深めていくこととなりました。整備費用が安く、まとまって営業を維持できるのであれば「河川上空使用」にこだわる必要はないと私も思います。

 旦過地区まちづくり整備準備委員会(黒瀬善裕委員長)では、今後、地権者等の個別意向調査や詳細な施設配置計画、資金計画と事業化組織設立等に取組むことになります。

 ぜひ旦過市場関係者が一丸となって今後の再整備に進んでいただきたいと願っていますし、私たちも可能な限りの支援を続けていくつもりです。

動物感謝デーなど3つの動物イベント実施

11月10日から第2回世界獣医師会・世界医師会ワンヘルスに関する世界会議が北九州市で行われ、世界各国から多くの参加者がお越しになりました。昨年第一回がバルセロナで行われたのに続いて、日本で初めて、また北九州市で初めて開催をしていただきました。

学術的な国際会議の成功と、一般の皆様にも動物と人間の共通感染症などへの関心を高めると同時に、福岡県北九州市の情報発信の場としても大変意義のある開催であったと思います。

動物感謝デー.jpg

 

この国際会議の関連イベントとして、日本獣医師会が毎年、東京で開催してきた「動物感謝デーINJAPAN」が、10回目にして初めて北九州市で開催されることとなり、北九州市の「どうぶつ愛護フェスティバル」と福岡県主催の「人と動物の共通感染症シンポジウム」の3つの動物イベントが、北九州市西日本総合展示場や隣接の浅野汐風公園で同時開催されました。

私も参加した「物感謝デー」開会式では、一日動物親善大使に任命されたタレントの篠田麻里子さんが参加したほか、開会宣言を鷹匠から放たれた鷹が主催者に運ぶなど、楽しい企画も盛り込まれていました。

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北九州市では、平成25年度から「動物愛護フェスティバル」を開催しているほか、平成26年11月には動物の「致死処分ゼロ宣言」を行って、取り組みを強化し、大きな成果を上げています。

この日の動物関連イベントを通じて、多くの市民の皆さんが、人間と動物がともに安心して暮らせる社会について考えていただく機会となれば素晴らしいことだと思います。

思い起こせば、私が市議会で動物の殺処分を減らすよう啓発や条例化などを提言しながら議論していたのは、もう10数年以上も前のことでした。当時の殺処分数は毎年6000頭を超えていたと記憶しています。

北橋市長の「殺処分ゼロ宣言」をはじめとする取り組みは意欲的なものですが、最近ではメディアでも大きく取り上げられないほど、動物との共生の意識は定着してきているのでしょう。

共通感染症問題などや、高齢社会におけるペットの愛護と管理の在り方、また学校などでの飼育動物の在り方など、まだまだ多くの課題も存在します。

市議会ではこれからも、様々な議論を通じて、問題の解決を図る取り組みを続けます。

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