「北九州ってとこ: 2014年10月」アーカイブ

日本ミツバチの採蜜

小倉北区の山田緑地では、昨年から日本ミツバチを育てる「山田緑地ミツバチ・プロジェクト」がスタートしています。10月19日には、第7回目のプロジェクトが行われ、今年最後となる採蜜が行われることになったとお知らせがありましたので、見学に伺いました。

午後1時すぎから、森のゲート奥の巣箱設置場所で、養蜂家の加藤さんご夫妻によって採蜜作業開始。私たちは興味津津で、その様子を眺めました。

加藤さんらは、5段の巣箱のうち上の一段だけを採蜜し、残りは蜂たちの越冬等のためにとっておくこと。ふつうは一年目に採蜜できないのに、山田緑地では一年目から採蜜ができる環境にあることなど、取り囲んだプロジェクト参加者や見学者に解説をしながら、手慣れた様子で採蜜を行っていきました。

写真は、その様子。

ミツバチ1.jpg ミツバチ2.jpg

このプロジェクトのミツバチは、西洋ミツバチではなくて日本ミツバチであるのが特徴です。

日本ミツバチは、環境の変化に極めて敏感で、日本ミツバチが生息できることは周辺の自然環境が良好だということで、自然生態の「指標生物」であると言われます。

ここ山田緑地は、里山の自然を保全し「30世紀の森づくり」を進めるとともに子どもたちや市民に親しんでもらおうと開設された政令市では有数の「自然教育園」です。

自然豊かな山田緑地の魅力を知ってもらうためにも、また、北九州市の自然生態が良好で豊かであることをアピールするためにも「山田緑地の日本ミツバチ・プロジェクト」には、今後とも大いに活躍してもらいたいものと期待しています。

久しぶりに訪れた山田緑地は大変に美しく、芝生広場では家族連れなどが、秋の日差しを浴びながら、ゆっくりと楽しい時間を過ごされているようでした。まだおいでになったことのない方は、ぜひ一度、お越し下さい。山田緑地の駐車料金は一日300円、緑地への入場料金は無料です。

山田緑地10月.jpg

詳しくは山田緑地ホームページへ。)

思い起こせば、私たちが旧日本陸軍・米軍の山田弾薬庫跡地の返還に際して、跡地利用は「自然教育園」として活用すべきだとして活動していたのは、もう25年も前のことでした。

当時は、全面的に軍事利用の可能性があるのではないかと懸念し、三分割による返還が確定した以後は、自然史博物館の建設や、都市公園として切り開く、大学の誘致だ、果てはSLを走らせよ等々、様々な議論が交わされました。

希少な自然ではないが、里山の自然の大切さや自然生態調査の必要性を訴えながら、自然教育園の設置を求める会による強力な市民運動が実を結んだ結果の「山田緑地」実現でした。この辺の経緯と、現状・課題などについては、(少々長くなりますので?)また改めてご報告したいと思います。

連合が労働者保護ルール改悪阻止行動

働く者の側からの厳しい批判により廃案となっていた派遣労働法改訂案を、政府が再提案し強行しようとしていることから、働く者のナショナルセンター「連合」は労働者保護ルール阻止行動を全国的に展開しています。全国の行動は 連合HPで。 

今日は北九州地区での集会が行われましたので私も参加しました。

集会では高島連合福岡会長が「私たちがきちんと働いてこそ税金を納め、子どもたちの教育を受けさせることができる。安倍政権のやり方は、その勤労の権利を奪う暴挙だ。絶対に許すことができない。12月にむけて頑張ろう」と挨拶しました。

続いて挨拶に立った大久保勉参議院議員は「臨時国会の最大の課題が労働者派遣法の改悪案を廃案にすることだ。派遣労働者の平均年収は168万円、特に女性は144万円。派遣労働を永続化する改悪は許されない。働く者が安心して暮らし、安心して消費できなければ、日本の経済は決して良くならない。」と派遣法改悪阻止を呼び掛けました。

集会では「労働者保護ルール改悪阻止に向けたアピール」を採択。(別紙ご参照ください。)

連合アピール(2014年10月11日).jpg

これからキャラバン隊が「ストップ・ザ・格差社会」のスローガンを書き込んだ垂れ幕をリレーしながら東京に向う予定で、12月5日には全国から結集した仲間とともに日比谷で集会を開催。労働者派遣法改悪阻止の取り組みは山場を迎えます。

昨年7月の総務省「就業構造基本調査」では、仕事をしている6442万1千人のうち、非正規労働者は2042万人、史上初めて2000万人をこえ、雇用者の38.2%となったことが明らかにされています。待遇改善が進まないまま非正規労働者が増え続ければ、雇用者報酬は全体として押し下げられ、消費は低迷し景気が停滞しながら、社会格差が拡大していく最悪の局面を迎えかねません。

低所得・不安定な雇用形態で働かざるを得ない人、一方には正規職員であっても働く上での基本的ルールすら守られない環境で過酷な労働を強いられている人が極めて多いという現状を早急に改善し、働くことを軸とする安心社会を実現することは、日本政治の急務であり、私も強く改善を求めていきたいと考えています。

仏クルーズ船がやってくる!

フランスの豪華客船「ロストラル」が10月18日(土)に門司港に寄港します。
外国船の門司入港は4年ぶり、乗船客が下船して北九州市内を観光されるのは10年ぶりなんだそうです。同船は日本初寄港、九州では最初の寄港地となります。

「ロストラル」は総トン数1万700トン、乗客定員224人キャビン数123室、2011年に就航しました。

運行するフランスのカンパニー・デュ・ポナン社はフランス唯一のクルーズ会社で、近年この規模の新造船を3隻就航させ、地中海やカリブ海などに展開、2013年からは日本へも寄港を開始しています。洗練された高品質なサービスと美食で有名なのだそうです。

乗船客は、関門地域等を観光した後、小倉にも立ち寄り、小倉織の体験などもされるそうです。北九州市に良い印象を持ってお帰りいただけると良いですね。

ところで、クルーズ船といえば近年、博多港への大型クルーズ船の寄港が活発です。平成25年度には福岡市には38回のクルーズ船が寄港。最大トン数は13万8000トン、定員3807人という大型船も寄港しています。

それに比べると、クルーズ船の門司港への寄港は25年度で5回と、さびしい気がしないわけではありません。

実は、門司港には地形や潮流の関係で、5万トンを超える船は入港することができません。最大で日本客船・飛鳥Ⅱくらいが限界というところです。根拠法は水先法という法律です。

しかし、今回のようなちょっと小粋な中型船がリピーターとなって寄港してくれるようになれば、特徴あるクルーズ船の寄港先として人気がでるのではないでしょうか。北九州市は、今後も積極的な誘致活動を展開するとしています。大いに期待したいものです。

「ロストラル」の入港予定は12時、門司区古城保育園の園児による「古城勇太鼓」や「大積神楽」、消防艇による放水などで歓迎することになっています。

午後8時には出港の予定となっています。

ロストラル寄港2について(0926変更).jpg

 

住金小倉労組の歴史新たに

北九州市の鉄鋼生産の歴史は、1901年の八幡製鉄所の高炉完成にはじまるとされていますが、1916年には東京製綱小倉製鋼所が小倉北区で稼働、1939年以降、高炉2基も建設され、今日まで「まちなかにある製鉄所」として歴史を刻んできました。

労働組合も戦後いち早く結成、この間70年にわたり「住金小倉労組」として、北九州における労働運動の主要な一角をしめてこられました。

解散にあたり、福島組合長は「労組が受けついできた小倉魂を、建設的な意味で発揮し、合流した大河にふさわしい穏やかな流れを継承して、雇用確保と生活の安心・安定につなげたい」と挨拶されました。

レセプションは、アトラクションも含め、和やかな内に終了。明日は、新日鐵住金八幡労組結成レセプションが行われます。

写真は、住友金属小倉製鉄所スタート当時(1953年)の写真。(記念誌『歩み、そして未来への飛躍』より転載させていただきました。)

住金小倉製鋼所(S28年).jpg

それにアトラクション・和楽団「ジャパン・マーベラス」の演奏のもよう。同楽団は飯塚市出身のメンバーによる楽団で、世界的に活躍されているそうです。迫力のある演奏でした。

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