「国の政治は: 2013年7月」アーカイブ

第23回参院選の結果を受けて

今回の参議院選挙の結果は「民主惨敗」「衝撃隠せず」などと報道されています。昨年の総選挙、北九州市議選、東京都議選など示された傾向と、流れは変わっていません。

自民党批判の受け皿となり、ついには政権交代へとつながってきた民主党への支持票が、怒りにも似た失望に変わってしまった結果、自民党と共産・みんな・維新など他の政党に分散していわば「民主ひとり負け」の状態となっています。

安倍自民党が経済の幸運にも助けられて、大きな失点をしていない中で、有権者が民主党に支持しなおそうというベクトルが働かないのは当然でしょう。この状態は、生半可では回復できません。

しかし、「なんとなく自民党で良いかなあ」という今回の国民の支持は移ろいやすく、今後、政治状況が変わりうることもまた真実です。

あきらめることなく、次のより良き社会に実現を目指して取り組みを続けていきたいものです。

ただし、民主党が支持を回復するのは、現実的にはおそらく大変難しいと思われます。

私は、7月15日の記事で「4つの視点」を掲げていますが、この間の民主党首脳部の言動から判断すると、私たち地方の実感と民主首脳部との間にはかなり大きなギャップがあると感じてきました。

民主党の再建は、今後、党首脳部が、どれほどの危機感を持って自民党政治と対峙する党の姿を確立させていくのかにかかっています。真摯な努力に期待したいと思います。

吉川さおりさん当選!比例代表

第23回参議院選挙比例代表の開票は、議席数は確定するものの、誰が当選したのかについては、なかなか結果が報道されず、いつもやきもきするものです。

今回も、今日になってから確定報道がなされました。その結果、私が所属する情報労連NTT労組出身の現職・吉川さおりさんは、16万7千票余りを獲得、民主党比例区7議席中6位で、無事に当選を果たしました。

元直方市議の大島九州男さんも当選。連合推薦候補では他に、磯崎てつじさん(自動車総連)、浜野よしふみさん(電力総連)、相原くみこさん(自治労)、神本えみこさん(日教組)、石上としおさん(電機連合)が当選を果たしましたが、他の3人の候補は残念ながら涙をのみました。

吉川さんはこの間、一貫して総務委員会に所属、地方税財政や消防防防災行政に携わってきました。今後も、地方行政の充実発展に貢献してくれるものと、彼女の活躍に期待したいと思います。

野田くによしさん当選!福岡

第23回参議院選挙で福岡県選挙区・民主党の野田くによしさんが当選を果たしました。

二人区とはいえ、民主党の「惨敗」が伝えられるなか、福岡では何とか議席を確保したい。私もそういう思いで取り組みを進めてきました。

私は、開票を待つ福岡市の野田さんの選対に出かけていたのですが、午後8時過ぎの投票終了直後には民放各社が「当確」をうち、一斉に拍手が起きました。ただ、一番慎重とされるNHKを待とうということで、午後9時15分、NHKが「当確」を報じた後に、野田くによしさんが事務所に到着して歓声に包まれました。

支持者関係者の拍手を浴びた後、野田くによしさんは「大変厳しい選挙戦でしたが、県内各地の皆さん、連合をはじめ推薦組織の皆さんのご支援で当選できました。しっかりと自民党政治へのブレーキ役をはたしていきます。」と挨拶しました。

野田くによしの「60万歩」を目標として、県内をくまなく歩きながら支持を訴えようと始まったこの選挙、野田さんの万歩計はゆうに「100万歩」をこえました。

この野田さんの努力に加えて、「自民党の暴走を許してはいけない」と訴え続けた支援者推薦団体の皆さんの熱意が、最終的に有権者へ通じた選挙となりました。(写真は、花束を受けとって拍手を浴びる野田くによしさん)

民主党政連車 最後の訴え

第23回参議院選挙もマイクを通した選挙活動は今日が最終日。民主党の政策宣伝車が北九州入りしたので、その政連車を活用して、午後8時までの活動を行いました。

門司港をスタートに、門司区小倉北区そして最後は小倉南区葛原のサンリブシティで締めくくりの街頭演説を行いました。

参加者は、民主党福岡10区の城井崇前衆議院議員、門司区選出の奥村直樹市議会議員、小倉南区選出の泉日出夫県議会議員、そして私と、選対スタッフの皆さんでした。

マイクで訴えた各級地方議員などは、アベノミクスが生活者の幸せにはつながらないこと、自民党の暴走を止めるのは与党を経験した民主党以外にはないこと、なんでも反対ではなく対案を示して対峙できるのは民主党以外にはないことなど、口々に訴えて、福岡県選挙区では野田くによし候補を、また比例区ではそれぞれの支持を勘案しながら比例区各候補への支持を求めました。

第23回参議院選挙も明日が投票日、有権者の賢明な判断が期待されています。(写真は門司区での様子)

NTT労組吉川さおり候補来北

第23回参議院選挙も終盤戦。各候補者は最終追い込みに入っていますが、そんな中で、私が所属する情報労連NTT労組組織内に比例区候補として2期目の選挙に臨んでいる吉川さおりさんが北九州を訪れました。

NTT労組の会議などに参加したほか、退職者の会の役員など関係方面へのご挨拶を続けながら、残された期間で一層の支持の拡大を訴えました。

「吉川さおり」候補は、前回6年前に皆様のご支援で約30万票を獲得して国会に送っていただきました。

当選時に現職最年少だった「吉川さおり」さんは、現在でも36歳。まだ若い議員ですが、国会では一貫して総務委員会に所属し、情報通信、消防防災、雇用労働、社会保障と税などの分野で活躍してきました。

また、総務委員会筆頭理事や党の総務部門会議副座長も務めるなど、その行動力も高い評価をうけてきました。

私も、国会を訪れると時折、参議院を覗きましたが、そこにはいつも笑顔でフットワーク軽く活動している「吉川さおり」参議の姿がありました。

再選が実現すれば、地方行財政をはじめ災害対策・消防などなど私たちの暮らしに直結する分野で一層活躍してくれるに違いないと信じています。

参議院選挙の比例区では、候補者名で投票して獲得数が大きい順に当選が決まるため、NTT労組などでは、最後までその制度の周知につとめ多くの方が投票に行くように努力することとしています。

(写真は私と吉川参議ツーショット)

野田国義さん最終盤の踏張り

参議院選挙も最終盤選。福岡県選挙区の民主党公認・野田くによし候補が再度北九州入りし、各地で支持を訴えました。

このうち小倉駅小倉城口ペデストリアンデッキ上の演説会には、ミスター年金・長妻昭元厚生労働大臣と連合から南雲事務局長が駆けつけて野田くによし候補への支援を訴えました。

南雲事務局長は「政府の調査で、非正規労働者が2000万人38%を超えた。社会保障でも、毎年2200億円ずつ5年間削減し救急患者のたらいまわし等が続発した、あの小泉自民党政治時代を繰り返そうというのだろうか。野田くによしさんを勝利させ、参議院選挙を通じて人と雇用・暮らしを守る政治を実現していこう」と訴えました。

長妻昭元厚生労働大臣は「お役所にお任せ政治が繰り返されようとしている。消えた年金も税金の無駄つかいも、そんな自民党政治で繰り返された。すでに借金の上限も取り去ったではないか。そこの赤ちゃんに責任が持てるか、昔の政治家は酷いと言われないように未来に責任を持った政治を実現しよう。選挙は一瞬、任期は6年、しっかり未来を見据えてご判断いただきたいのです。」と訴え、立ち止った聴衆から拍手を受けていました。(写真は小倉駅南側での演説会)

 

夕方からは小倉北区で「野田くによし総決起集会」が開かれ、まず地元福岡10区民主党の城井崇前衆議院議員が「アベノミクスの陰で人の痛みに鈍感な政治が進んでいる。健康センターの社長が、電気料金や燃料、食料品などの値上げが続き、やっていけない。お年寄りのファンのことを考えるとやめるとは言えないのだが、と嘆いておられた。暮らしの忍び寄る危機感を感じる。反対のための反対ではなく対案を提案できるのは政権を経験した野党としての民主党だけだ。自治体首長も長く経験した野田くによしさんが即戦力であり、何としても勝利を勝ちとろう」と呼びかけました。

 

野田くによし候補は「自民圧勝の予想と言われるが、本当にそれでいいのでしょうか?安倍政権は外交でもアジアの安定をそこなう危険があるし、アベノミクスは小泉政権の時と同じ、一部富裕層には良いかもしれないが、庶民生活者には恩恵はない。景気が回復するためには分厚い中間層が復活することが必要です。私は暮らしを支える力になりたいのです。そのために乾坤一擲、全力で頑張ります。」と最後まで闘う決意を表明しました。(写真は決起集会の模様)

民主党に求められているもの

参議院選挙が続いています。安倍自民党に、私たちの暮らしを任せられないと民主党や私も主張しています。

一方で、安倍自民党政治への国民の批判が高まったとして、では自動的に再び民主党への支持が集まるのか、といえばそうではないことも明らかです。

自民党が、民主党に敗北して野に下り、その危機感から「保守主義を政治理念として掲げ再出発する」と新綱領を制定したことは知られていますが、同様の危機感を私たちは持っているか、真摯な検討が必要だと思います。

その検討の視点を上げてみます。

①まず民主党が国民を一体どこへ誘おうとしているのか、明確なビジョンが必要です。「地域社会と家族の絆」「自立自助」「憲法改正と教育改革」など、自民党の保守主義とどう違うのか、今年2月に制定された現民主党綱領だけでは不十分だと考えます。

②そのビジョンは常に学識者の検証に耐え、補強されなければならないでしょう。そのためにはシンクタンクが不可欠です。(かつてシンクタンク「プラトン」をなくしてしまった愚を繰り返してはならなりません。)

③そして、再び政権を担ったとしたら直ちに政策を具体化するネクストキャビネット(NC)が整備される必要があります。NCをおざなりにしたツケは大きかったのです。改めて政権を担えば、着実に政策を実行できる力を示すことです。

④その上で、これら全体をどんな新しいリーダーが率いるのか、具体的な人材を示す必要があります。 

これらが揃って提示されて初めて有権者国民の信頼が再び民主党に戻ってくるのだと考えます。長い道のりでも、それを着実に進めるほか民主党の次の勝利への道はないと私は信じます

 

 

安倍自民党に任せられない訳(その2)

そして憲法。自分たちの時代錯誤の憲法改正案が通らないからと、改正発議要件を引き下げようというのは邪道です。

よく知られるようになりましたが、過去何回も憲法を改正しているドイツやアメリカの発議要件はともに「議会の三分の二」以上の賛成が必要です。基本は変えない硬性憲法が主流なのです。

変えたいのであれば、立場を超え大多数の国民の理解が得られるよう努力をするべきでしょう。

「自由・平和主義・基本的人権」など「人類普遍の原理」を謳ってきた現行憲法の内容を、自民党は「長い歴史・固有の文化・良き伝統」など「狭い理念」で置き換えようとしているのだと私には思えます。

そのことは政治を人類普遍の法原則に従わせる仕組みである「近代立憲主義」を放棄することになり、民主主義的国際社会からの孤立を招きかねません。

 

もう一つは地域主権。かつて小泉安倍政権期に、社会保障の急激な縮減と地方財源の大幅削減が行われて格差が拡大し社会不安が増大、地方財政はひっ迫し、危機的状況となりました。夕張市が財政破たんしたのもその頃でした。

今回、安倍政権はすでに地方の反対を押し切って地方交付税を強引に削減しました。地方公務員の人件費を引き下げる分だというのです。

北九州市でも、市税が減り地方交付税も減額されたため、財政状況は近年にない厳しさとなっています。

政府は、来年度も交付税を引き下げるのではないかとみられており、そうなれば全国の地歩自治体が困難に直面することになるでしょう。

さらに民主党政権期に、ひも付き補助金を制限して自由な地方財源とした一括交付金も廃止してしまいました。その一方で、国土強靭化計画と称して、国主導のひも付き公共事業を進めようというのです。

中央集権の「強い国家」が地方を支配する時代は終わったはずなのに、一体「地域主権」はどこへ行ってしまったのでしょうか。

選挙は国民の声を反映するもの。批判を押しつぶす絶対多数の政治は常に国民の不幸に行き着ます。「強権政治」を許さない気概をもって臨むことが、いま求められているのではないでしょうか。

安倍自民党に任せられない訳

民主党政権は、国民の期待にこたえられないまま多くの失敗を犯し、皆さんの強い期待は怒りに近い失望に変わりました。民主党への急激な支持率低下を招き、昨年の総選挙で無残に敗北したことに、私自身、誰よりも歯がゆい思いをしているつもりです。

 民主党が再び公民の皆さんの信頼を取り戻す道のりは、大変厳しく長いものとなるかもしれません。民主党が猛省し、とるべき重要な措置があると思っていますが、そのことを前提とした上で、安倍自民党には政治を任せられないと思っています。

 

まず経済政策。アベノミックスなどという幻想がまき散らされていますが、多くの識者が指摘するように金融緩和で日本の消費は回復しないというのが歴史の教訓です。

 かつて小泉政権期に史上空前の金融緩和が行われて円安が進行、輸出が史上最高水準を記録しても、結局、小売販売額は伸びず消費は増えなかった。一部の富裕層が潤っても雇用者報酬は減り続けたので内需は拡大しなかったのでした。また同じことをするのでしょうか。

 今度は、労働者の解雇規制を緩和するおまけまでついています。私自身は、仕事に着目したジョブ型正社員による安定雇用への道を否定するものではありませんが、雇用の流動化へのセーフティネット(積極的労働政策)がない中で、解雇規制だけ緩和されたらたまりません。

 先日発表された2012年就業構造基本調査でも、5年前と比べて非正規労働者が増加し、2000万人を超えました。正社員が離職しても、正社員になるのではなく、多くが非正規社員となったことが報告されています。そして非正規労働者の賃金は低く、これが労働報酬が下がる要因となっています。

 雇用増と賃金引き上げを実現し、消費(内需)を拡大する施策への転換が必要です。

「アベノミクスで暮らしは守れない」と野田くによしさん

今日は13日は参議院選挙投票日まえの連休初日とあって、街中はにぎわいました。福岡県選挙区で立候補している民主党公認の野田くによし候補も北九州入り。午後3時30分からは小倉駅前ペデストリアンデッキで個人演説会を開催しました。

演説会には民主党政策調査会長の桜井充参議院議員も駆けつけて挨拶。

「皆さん、アベノミクスで暮らしは良くなっていますか?よくなったのは一部の富裕層だけ。パンなど生活に必要な物の値段が上がって、庶民生活を直撃。一方、賃金は上がらないじゃありませんか。政策が間違っています。

民主党政権の時、私たちは生活を守る取り組みをしてきた。子ども手当も、若い世帯の可処分所得を増やそうとした取り組みだった。消費ができなければ、景気が良くなるはずはありません。

また診療報酬を引き上げて、全国の公立病院の経営改善をしてきました。最近たらいまわしなどの事件をきかないでしょう。命を守る取り組みの成果なのです。

自民党政治では、私たちの暮らしや命は守れない。ぜひ参議院選挙で、民主党にご支持を。そして福岡県選挙区では野田くによし候補へのご支援をよろしくお願いします。」と訴えました。

野田くによし候補は「私は、ひと・くらし・地方を原点として活動してきた。アベノミクスで暮らしは守れません。一党独裁の政治は危険であり、暴走に歯止めをかけなければならない。乾坤一擲(けんこんいってき)のこの闘いに勝利させて下さい」と決意を述べました。

写真はペデストリアンデッキ上と鴎外橋付近での宣伝活動のもよう。

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ネット選挙解禁を受けて

ネット選挙の解禁ということについて、なかなか理解ができませんでした。

しかし、これまではだめだった選挙期間中のホームページなどの更新が可能となったこと。また、候補者以外でもホームページをはじめブログ、ツイッターなどで、支持する特定の候補の動きや支持を呼びかけることは問題ないこと。ただし、メール等で個人への個別の呼びかけは候補者等以外では禁止されていることなど、ようやく理解できました。

そこで、選挙期間中の第23回参議院選挙について、あとわずかに1週間ではありますが、私なりにお伝えしていきたいと思います。

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