「国の政治は: 2016年10月」アーカイブ

議連で国への予算要望

北九州市議会には「北九州空港利用促進議員連盟、東九州自動車道早期建設促進議員連盟、東九州新幹線早期建設促進議員連盟、下関北九州道路整備促進議員連盟、関門国際航路・北九州港整備促進議員連盟」の5つの議員連盟があり、昨年に続いて、国(国土交通省)への要望活動を行いました。

議長・副議長、会派代表者、市関係者など10人で、国土交通省に出向き、それぞれの課題の早期実現を要望する取り組みです。

要望の前段、午前中には、移転オープンしたばかりの北九州市東京事務所に立ち寄って視察。JR有楽町駅前の交通会館ビル7階に移転した東京事務所は交通至便なうえ広々として明るく、人々が立ち寄りやすい場所でした。ここでは専門相談員を配置して北九州市への移住相談なども行っており、ぜひ多くの皆さんにお立ち寄りいただきたいと思います。(写真は東京事務所のもよう。久保山所長。)

国要望1.jpg

 

さて、要望ですが、以下、要望への各担当部局長・課長さんなどの反応。(あくまで私が感じたものですが…)

 

東九州自動車道については、

「土地は確保されている。2車線から4車線は必要であり、データ等見ながら、順次整備していく。」「2車線はポール等をたてて事故防止をはかったが、かえって危険との指摘もあり、付加車線などを検討している。いずれにしても4車線化は必要である。」「2車線化は、防災上も大切だ。南海トラフ対策としても重要である。」など大変好感触でした。

 

北九州港の整備については、

「港湾整備の補正予算が実現した。港湾の重要性の理解は皆様とおなじ。ひびきウインドファームも利用調整等、協力してきた。今後も港湾整備については取り組んでいく。」と全面的に支援の感触。

 

北九州空港関係については、

「今後、空港ごとに検討していくことになる。重要性は理解している。一方で需要喚起の取り組みをお願いしたい。」「空港使用料については、予算要求しており、減免が拡大する方向である。航行援助施設利用料については、一律軽減などは困難だが、適切な体系にむけて見直していくこととしておりその中で検討したい。」「MRJについては、国としてどんな協力ができるか検討したい。」など、おおむね好感触。

 

下関北九州道路については

「状況は理解しているが、(その意義を)どう位置付けるか、バイパスの考え方などさらに議論が必要かと考える」など、まだまだ入口に入るのがむつかしい感触。

 

東九州新幹線については、

「東九州新幹線のご要望の趣旨は理解するが、優先順位はまだ高くない。すでに計画中のもののめどが立つのがまだ25年から30年はかかる。福岡九州都市圏の需要と言われても、四国なども同様の主張をされる。北九州空港の重要性といわれても、空港の輸送量は基本的に細いものであり、(鉄道輸送とは)比較にならないのではないか。

皆様がすぐにできるかのように言われると、かえって不信を招きかねないこともあるのでは。

JR西日本と九州との利用調整については、すでに民間になっており、国がとやかく言える状態にはない。」など、かなりそっけない感触でした。

これら踏まえて、今後の取り組み方を再検討していく必要があると感じます。

 

それにしても、国土交通省のロビーにずらりと座っている全国から要望に訪れた自治体関係者の姿は「いつかどこかでみた風景」ですね。

こんなことをしなくてよいように、地方分権・地域主権を議論していたのではなかったか。あの熱気はどこに行ってしまったのでしょう。

国要望2.jpg

(写真は、地方からの要望者でごったがえす国交省ロビー)

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