「雑談ばかり: 2012年10月」アーカイブ

副鼻腔炎を発症?

ここ数日以来、風邪が抜けず鼻声で、咳も出っぱなしなので、やむなくかかりつけの内科を受診しました。

問診後、先生が「念のため血液をしらべておきましょう」と検査していただくと「これ結構、強い炎症を起こしていますよ」とのこと。私も、昔かかっていた副鼻腔炎(蓄膿症)の症状と似ている気がしていました。結局、どうも副鼻腔炎の疑いが濃いということになりました。

先生が「抗生物質を出しておきましょう。一回で持続するのがあります」というので、初めて「ジスロマックSR」という薬を飲みました。60ミリのボトルに水を入れて溶かし、その場で飲み干します。これで数日間効果が持続するのだそうです。

ただ「下痢などの副作用が少しあります。」と言われていたのが気になりました。説明書きでは「下痢・吐き気・腰痛などの副作用がでる場合がありますが、これらの症状は短期間で治まることがほとんどです」と書いてありました。

それからしばらくして、下痢はありませんでしたが、腹痛のような腰痛のような結構ズーンと差し込むような痛みが始まり、しばらく続きました。「ははーん、これが副作用か」と思いましたが、これも数時間後にはほぼなくなり、鼻の症状は明らかに快方に向かいました。

この薬、ファイザー社が開発し2009年に日本でも承認された薬で、このようにボトルで一回だけ服用することで、これまでの同じ薬よりも高い効果を生むことができるのだそうです。

かつての副鼻腔炎の時も抗生物質をしばらく飲んで治りましたので、今回もこれで治まるのだろうと思っています。

丸谷才一さん逝く

作家の丸谷才一さんが10月13日早朝に亡くなったことが報じられています。

残念でなりません。

もともと東大英文学科を卒業され、欧州文学に精通しつつ、同時に日本古典文学や国語への造詣も深い方で、洋の東西あらゆることに興味を持ち、鋭い批評では多くの文学賞を受賞、書評と言うジャンルを日本で確立した業績も高く評価されています。随筆を書けば、ユーモアにあふれ「うまい!」とうならせる芸を見せる。本当の教養人とはこういう人のことを言うのだと思います。

私は丸谷さんを勝手に尊敬し敬服し、この人のような力を身につけられたらどんなに素晴らしいだろうと思いつつ、同時にとても及びもつかないことを痛感しながら、氏の作品に魅せられてきました。

氏からは、自由な視点あるいは自分の個性に基づいて物事を解釈することの意義や楽しさを教えてもらった気がします。

たとえば「忠臣蔵とは何か」(1984年刊)では、討ち入りという事件が、御霊信仰という江戸時代の精神世界の影響によって発生した霊しずめ儀式なのだと絵解きする。おそらく史実としては違うのではないかと思いつつ、カーニバルとしての忠臣蔵の人気や永遠性などを解明した評論家の力には敬服するしかありませんでした。歴史的事件と続く物語を、こんなに自由な考え方をして解釈して良いのかと、忘れられない大事な作品となって、同書は今も私の本棚にあります。

驚きは丸谷さんが高齢になっても、若い人にも新鮮で面白いと感じられる作品を生むことができる力でしょう。女性新聞記者を主人公にした「女ざかり」という作品は、氏が68歳時の刊行のはずですが、当時の現役サラリーマンなどに大変受けてベストセラーになり、吉永小百合の主演で映画化までされました。

氏の作品は、ジョイスをはじめとする英文学論など難しくてついていけないものもありますが、一般向けの作品はウイットに富み楽しいものばかり。「どうだうまいだろ!」と笑みを浮かべる丸谷さんの顔が見えるようです。まさに文士というべき方だった。

これほどの力量のある文士は、日本ではもはや田辺聖子さんなど、ほんの数人しか残っていないのではないかと私は思います。その田辺さんも、近年はご病気だとお聞きしています。さびしい限りではあります。丸谷さんの後を継ぐ文士は、登場してくれるのでしょうか。

丸谷才一さんのご冥福を心からお祈りしたいと思います。

今日は国連の第一回「国際女の子デー」

ちょっと聞きなれないキャンペーンデーですが、今日は国連が定めた国際ガールズ・デーなのです。

イギリスのNGO「プラン」が取り組んできた「Because I am a Girl」キャンペーンの一環として国連に制定を働きかけてきたもので今年が第一回の国際ガールズ・デーとなりました。

プラン・ジャパンでは「世界では、女の子であることに加え、年齢が低いことも家庭や社会で軽視される要因となります。将来の稼ぎ手として期待できない女の子は、家計への負担などから、学校へ行くことも許されず、早くに結婚させられたり、働かされたりと差別を受け、自分の人生が自由に選択できることすら知りません。世界が女の子の権利に注目し、賛同し、国連で毎年10月11日を「国際ガールズ・デー」とすることが定められました。

プランは、これまでBecause I am a Girl キャンペーンの一環として、国際ガールズ・デーの制定を国連に働きかけてきました。

国際ガールズ・デーの制定は、社会的に軽視、差別され、時に危険な目にあってきた女の子たちが、潜在能力を発揮できる社会を作っていくための第一歩です。女の子一人ひとりが持つ可能性や能力を社会で存分に生かしていくために、国際ガールズ・デーは大きな役割を担っています。」(プラン・ジャパンホームページhttp://www.plan-japan.org/girl/ より)としています。

どうしても関心が内向きになりがちな私たち日本人ですが、アフリカやアジア途上国の人権状況、とりわけ子どもや女性・女の子などの置かれた状況など、より幅広い関心を持っていく必要があるのだと感じています。

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